キングダム 702話ネタバレ考察予想!邯鄲へ復帰した李牧の動き

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【キングダム ネタバレ 最新話】キングダム702話ネタバレ最新話考察

桓騎の大量虐殺により邯鄲周辺の住民の怒りが爆発!
兵士だけでなく住民の憎しみ、怒り、士気が上がってしまった!
しかし打つ手のない趙国の首脳陣たち!
そんな中、楚国から急報が届きます!
なんと元三大天・廉頗から参戦の打診がありました!
この喜ぶべき廉頗の打診なんですが、郭開の保身のため封殺されてしまいます!
しかしながら趙を守る手がない郭開は、ついにあの男を呼び戻します!
二年ぶりに三大天・李牧が復活!
ここから李牧はどう趙国を立て直すのか?
キングダム701話「大将軍の帰還」

この話を見てもらえると邯鄲へ復帰した李牧の動きについて分かると思うので最後まで見てってくださいね。
まずは本題に入る前にキングダム701話「大将軍の帰還」のストーリーについて紹介させてもらった後に、本題の考察に入っていきますね。

桓騎により万の捕虜が斬首された趙国。
その報告が、それぞれの町にも伝わります。
自分の子や父、親族が無事なのか確認しにきた趙の民たち。
万の趙人が斬首されたのです。
無事なわけがありません。
長平の再来と口にしている者もいます。
趙の民の憎しみと怒りが爆発。
またも秦国を強く恨む結果となります。

趙の民の士気は高いものの、何も打てる手がなく困り果てている趙の首脳陣たち。
ここで韓倉(かんそう)という老臣が登場。

扈輒は敗れたが、まだ邯鄲周辺には十分に兵がいるので、大丈夫だと告げ、落ち着きを取り戻させます。

この韓倉(かんそう)という老臣。
かなりの曲者です。
保身については郭開以上の実力者です。
今後は郭開の腹心らしきポジションとして動きそうです。

韓倉は「今やらなければならないことは豪商含め民を外に出さないこと」だと言います。
なぜなら邯鄲が危ういと察した一部の豪商たちは、財産を持って邯鄲から脱出する準備をしていたからです。
豪商たちを真似て民が外に出ていくのを韓倉は危惧していたのです。
真っ当なことを言っているように見える韓倉。
しかし、この人は一人だけ逃げる準備をしていました。
理由としては、ここにいる国家の中枢にいる我々は、一般の民草とは違うから生き延びなければならないという事です。
それを聞いて、喜ぶ趙の首脳陣たち。

全員、腐っています!w
その中でもトップランカーが、この韓倉。

逃げても良いんだと感じ、喜んでいる首脳陣たちに、郭開が釘をさします。
敗走した場合、命があっても今の地位も権力も失うので、その後の人生は惨めなものだと、、、

この一言で首脳陣たちに緊張感が戻ります。
緊張感は戻りましたが、しかし打つ手がなく良い案が思いつきません。

そんな中、楚国から急報が届きます。
なんと元三大天・廉頗から参戦の打診が舞い込んできました。

廉頗はまだまだ現役で、桓騎らを真っ二つにしてやるとヤル気満々です。
戦が廉頗の全てというだけあって、戦いを求めています。
史実としても廉頗は楚に亡命した後も、高齢にも関わらず戦場に出ていたと記録されています。

涙を浮かべ喜ぶ趙の使者。
急いでこの報告を趙に知らせます。
そして廉頗が趙へ戻ることが郭開にも伝えれます。

廉頗が帰還するということで、大いに喜ぶ首脳陣たち。
が、郭開は廉頗帰還の話をねじ曲げます。
廉頗は年老いており、食は進むが座って話している間に三度も失禁し、使い物にならないと幽繆王に上奏します。
この郭開の捏造により廉頗は生涯、趙に帰れなかったのです。
これは史実のお話です。

郭開が廉頗帰還の話を受け入れなかったのには理由があります。
それは廉頗が趙国を出て行った理由にあります。
廉頗は悼襄王を嫌っていました。
事実、バカの下で働くほどバカなことはないという理由で趙国を出ていっています。

現趙王の幽繆王・遷。
彼は悼襄王よりも、ある意味では狂っています。

廉頗が今の朝廷を見て何を思うのか?
もし廉頗がこの朝廷を見れば、首脳陣たちの首が飛ぶのは間違いなさそうです。
少なくとも郭開は間違いなく、亡き者にされます。
だからこそ、これを恐れた郭開は廉頗が帰還しないように、話を捏造し、廉頗を趙に戻れないようにしたのです。
この話以降、廉頗は生涯、趙に帰れなくなりました。
李牧だけでなく、ここにも郭開の犠牲者がいました。

しかし廉頗という手が使えなくなったので、またもや元の手がない状態に戻ってしいます。
ここで郭開は、怒りを抑えながらも、嫌っていた、あの男を呼び戻すことを決断します。

二年ぶりに三大天・李牧が復活を遂げました。
李牧を筆頭に馬南慈、舜水樹、傅抵、カイネ、全員が健在です。
ここから李牧が出てきたことによって平陽一帯の戦いは停滞することになります。

いよいよ三大天・李牧と六大将軍桓騎は正面かぶつかり合う生死を賭けた大戦を繰り広げるのです。

邯鄲制圧へ向け、突き進む桓騎。
秦国の最大の敵、李牧が立ちはだかろうとしています。

しかしそれは翌年の話。
邯鄲へ戻った李牧にはやらなければならないことがあります。

なので今回は邯鄲へ復帰した李牧の動きについて考察していきます。

現状把握と軍事

邯鄲へ戻った李牧がまずやらなければならないのが現状把握です。
李牧は長い間、青歌で身を潜めていました。
なので邯鄲周辺で起きている細かい詳細は分かっていません。
なので現状を知らない李牧が最善の策を講じることはできません。

なので、まずは邯鄲へ戻った李牧がやらなければならないことは現状把握です。

それと同時にやらなければならないのが軍事面の強化になります。
まずは主だった武将の確認。
現状確認できる主だった武将は公孫龍、守備の李白、龍白公、虎白公、そして今話で名前が上がった最後の砦と言われていた大将軍・趙忽(ちょうこつ)です。
趙忽がどんな武将かは、まだ分かりませんが、総大将を務めることができるところから見ると、十万単位の兵を動かせる実力があることが分かります。

そして趙にはまだ中華十弓の三本の指に入ると言われている青華雲も残っています。

国家存亡の危機にある趙国。
青華雲も動き出す可能性もありそうです。

そして李牧を筆頭に青歌から戻ってきた武将たちで、李牧は趙国を守らなければなりません。
青歌の出戻り組には司馬尚の姿がありませんねー。
李牧が連れてくると思ってたんですが、今回の戦いには参戦してこない可能性もありそうです。

それよりも気になったのが、この二人の武将です。

かなり良さそうな甲冑を身に纏っています。
将軍クラスと言えそうです。

李牧は青歌に行くと決めた時に、今の何倍もの力になって復帰できるようにすると明言していました。

なのでこの二年間で来るべき秦軍との再戦に向けて、人材を集め、直下軍の編成および錬成を、しっかりとしていたのでしょう。
この二人は、その二年間で鍛え上げ、伸びてきた武将という可能性はありそうです。

もう一つ考えられそうなのが、雁門関(がんもんかん)から呼び出している可能性も考えられます。
雁門関は北方の匈奴の侵入に対する趙国の防衛拠点です。
李牧は元々は雁門関で匈奴に対して備える任についていました。
史実としては李牧は雁門関の国境軍の長官です。
馬南慈も雁門関の出身だということが明らかになっています。

なので李牧は雁門関に大きな力を持っています。
しかも北部に位置する青歌と雁門関は近くの距離にあります。
李牧が雁門関から実力者を呼び出したという可能性も考えられます。

将軍クラスに見えるこの二人の武将。
見た目だけの判断にはなりますが、右は武力に特化した武将に見えますね。
目に傷があり、いかにも強そうです。

そして左側は頭脳派もしくは万能型と言ったところでしょうか?
気品のあり、頭がキレるオーラが出ています。

そしてちょっと気になるのが傅抵の後ろにいる人物です。
少し輪虎に似ています。
体の大きさから言って得物は剣でしょう。
輪虎級ではないとは思いますが、李牧の近くにいることから、彼も雁門関から連れてきた実力者という可能性はありそうです。

二年の月日が経過し、復活を遂げた李牧。
李牧軍がパワーアップしていることは間違いなさそうです。

政権奪取

郭開からの政権奪取を目的とした政治工作も、李牧が考えなければならない必須事項になってきそうです。
李牧は鄴攻めの時に、宰相でありながら邯鄲軍を動かせず、敗退してしまうという苦い経験があります。
あの時に、邯鄲軍を動かせればという思いはあるでしょう。

朝廷内での実権がなければ邯鄲軍を動かすことができません。

同じ失敗を繰り返さないためにも、朝廷内での地位を盤石に仕向けていく必要がありそうです。

現状は朝廷内で一番力を持っているのは郭開です。
政治工作で李牧が郭開から力を奪い、朝廷内での地位を確立するかも大事なことです。

でなければ用がなくなれば、郭開はまたも李牧を追い出す工作をすることは、李牧も分かっているでしょう。

犬猿の仲の李牧と郭開。

軍事面を整理・強化する事と政権奪取の、この二つが李牧が邯鄲に戻ってから、すぐにやらなければならないことだと思います。

こう見ると李牧はやる事が多いですね。
李牧には外にも中にも敵がいています。
朝廷内では郭開を筆頭に自分の保身を考えいるものが多数。
戦いだけに集中できないのが、李牧の辛いところですね。

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