キングダム 688話ネタバレ考察予想!信の策と桓騎の狙い

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【キングダム ネタバレ 最新話】キングダム688話ネタバレ最新話考察

相次ぐ兵の離脱や右翼の将である雷土が捕らえられたことによって、桓騎軍は総崩れ!
桓騎軍中央、右翼ともに崩壊してしまいました!
そんな中で唯一奮闘を見せる桓騎軍左翼の飛信隊!
影丘の地では信と岳白公の一騎打ちが始まっています!
妙な体術を使う岳白公に対して、信は苦戦!
ここで信が秘策を使います!
その秘策とは、なんと尾平です!
えっ!何で!?
キングダム687話「痛み」

この話を見てもらえると信の策と桓騎の狙いについて分かると思うので最後まで見てってくださいね。
まずは本題に入る前にキングダム687話「痛み」のストーリーについて紹介させてもらった後に、本題の考察に入っていきますね。

桓騎軍右翼の戦場は雷土が捕らえられたことが広まったために、雷土軍は総崩れしてしまいます。
こうなっては逃げるしかありません。
しかも亡き父の代わりに新しく龍白公になった竜布が、逃げる雷土兵の背をどこまでも追い続けます。
めちゃくちゃキレています。
父と弟を失った怒りが、雷土兵に向けられています。

一方、中央軍では黒桜軍と厘玉軍は虎白公軍により分断されてしまいました。
分断された厘玉軍は総攻撃をくらい、壊滅状態。
これにより厘玉も退却を決めています。

厘玉軍が退却したので、虎白公軍は向きを変えて、次はもう一つの黒桜軍の方に狙いを定めます。
扈輒軍の中央を任されている虎白公。
いつも冷静沈着で戦力分析に長けている将軍なのだとは思いますが、それと同時に冷徹さが凄く伝わってきます。
虎白公が部下に指示を出すときに、その冷徹さは表面化します。
余さず殺せや、引きちぎれなど、かなり怖い言葉を使っています。

虎白公軍の総攻撃をモロに受けた黒桜軍。
これがとどめの一撃になってしまいます。
黒桜も厘玉同様に退却を決めています。

この退却する間際、黒桜は桓騎の様子を部下に確認しています。
部下の報告によれば、桓騎は既にどこかに逃げているようです。
桓騎の無事を確認してから、黒桜は退却を決めています。
黒桜の桓騎に対する深い愛が感じられたシーンでしたね。
同じ幹部であっても、誰かさんとは大きく違います!w

現状の戦況をざっくりまとめますと、桓騎軍右翼は雷土を失い、ひたすたら敗走。
中央軍は黒桜軍、厘玉軍、更には桓騎軍本陣も退却しています。
唯一奮闘を見せているのは左翼の飛信隊だけです。
飛信隊は崖の攻略に成功しましたが、岳白公軍は思ったよりも粘っています。
コチラは現在、乱戦となっています。

そして舞台は変わり扈輒軍本陣です。
雷土は姿を表してはいませんが、まだかろうじて生きているようです。
趙兵が拷問を受ける雷土を見て、嘔吐しているシーンがありました。

定時報告に来た扈輒の側近・夏満(かまん)。
夏満は現状の戦況と、桓騎軍は脱走兵が大量に出ていることから桓騎軍の立て直しは不可能なことを扈輒に伝えます。

扈輒は中央と左翼に桓騎兵の追撃の許可を与えますが、中央の虎白公には三千の兵をその場にとどめておくように指示します。

三千の兵を待機させるのは、影丘のことを危惧しているからです。
扈輒は影丘が突破される事はないと考えていますが、万が一のことを考えて中央に少し兵を残しておきたいようです。
飛信隊が仮に影丘を突破してきても、趙軍に構えられてたら奇襲にならないので、飛信隊単軍で扈輒軍本陣を狙うのはキツそうですね。
扈輒軍本陣を狙うには、もう一つの何かしらの仕掛けが必要そうです。
それが桓騎の狙いになってくる可能性はありそうです。

扈輒は桓騎に狙いがあることを確信しています。
それは雷土の目を見て確信に変わったのもあるんですが、雷土がエグい拷問を受けながらも何も語ろうとしないのも後押ししているようです。

扈輒にはもう一つ引っかかることがあります。
それは王翦の存在です。
もし西にいる王翦がコチラに向かってきた場合、一度布陣を解いてそれに備えなければならないと言いつつも、王翦の狙いは武城と平陽なので来る事はないだろうと判断しています。

しかも西には見張りを厚くしているので王翦が動けばすぐに分かるようになっています。
なので西にいる王翦には、そこまで気を張る必要はないと判断しています。

この時、扈輒の側近・夏満は警戒すべきは唯一影丘だけと考えています。
そのため最終的には中央の虎白兵を五千、更には左翼の龍白公軍にも小隊を中央へ向かわせる事にしました。
これは桓騎を取り逃さないためでもあります。
これにより扈輒軍本陣手前の中央の守りが厚くなるので、飛信隊が影丘を突破してきても対応できる体制が整っています。

最後に扈輒の側近・夏満が語り出します。
桓騎は痛みを武器として敵を支配しようとするが我々には通用しないと語ります。
なぜなら誰よりも痛みを抱きかかえる扈輒様と戦ってきた軍だからだと言います。

扈輒は過去に感覚が麻痺するほどの辛い思いを経験してきたようですね。
初登場の時から扈輒の目には精気を感じませんでした。
どうやら過去に数々の痛みを経験してきたからのようです。
扈輒の詳しい過去は後々描かれることになりそうですね。

そしてコチラは桓騎軍左翼の飛信隊の戦場。
嬉しいニュースが飛び込んできました。
なんと行方不明だった関常が戻ってきました。
関常は王賁を敵から逃すために囮役になっていたようです。
その時に敵から攻撃を受けて、しばらく意識を失ってしまったようです。
関常はただ戻っただけではありません。
玉鳳軍の生き残りを引き連れてきてくれました。
玉鳳はまだ終わってねぇと叫びます。
関常は、やっぱり渋いですね。

関常は王賁の無事を確認すると、すぐに動き出そうとします。
この時に貂は羌瘣の所に行って欲しいとお願いしています。
なぜなら羌瘣隊は敵に捕まって、未だに崖上に行けずにいるからです。
それくらいならできる!任せろ!と言って関常は玉鳳軍の生き残りを引き連れて戦場に向かって行きます。

岳白公軍はまだ奥に後軍がいます。
そのため飛信隊は後軍が到着する前に決着をつけなければなりません。
タイムリミットが決まっています。
急げ信と願う河了貂でした。

影丘の崖上では信と岳白公の一騎打ちが始まっています!
信の攻撃は全然岳白公には当たりません。
見事にいなされています。
妙な体術を使う岳白公に対して、信は苦戦を強いられています。

岳白公の強さは巨体を活かした怪力ではなく、おかしな体術にあります。
岳白公は片足を上げて変な構えをしています。

体術と聞いて、何かに気づいた信。
ここで苦戦する信が呼んだのは百人将・尾平です!
呼ばれた本人も驚いています。
信の閃いた策とは一体何なんでしょうか?
そして未だに明かされない桓騎の狙いとは何なのでしょうか?

なので今回は信の策と桓騎の狙いについて考察していきたいと思います。

信の策

信が秘策として持ち出したのが百人将の尾平です。
尾平と言えば飛信隊の中では賑やかし担当を任されている男です。
なので武力による功績によって百人将になったわけではありません。
単純な武力だけで言えば新兵で入隊してきた干斗の方が強いと言えそうです。
尾平は腕っぷしに期待された人物ではありません。
なので尾平が岳白公と戦って勝てるはずがありません。

では、なぜ信は尾平を呼んだのか?
この苦しい状況で信が尾平を呼ぶと言うことは、尾平に何かを期待しているということなのでしょう。

岳白公はおかしな体術を使います。
もしかすると岳白公はカウンター使いなのかもと思いました。
強い相手であればあるほど使える体術=相手の力を利用するカウンターです。
相手が弱ければカウンターの威力は激減してしまいます。
なので岳白公の力量を調べるために尾平を呼んだのではないかと思いましたが、そうでないことは岳白公の最初の強烈な一撃で分かっています。
一撃で秦兵だけでなく馬ごと吹っ飛ばしています。
なので、どう考えても尾平が戦える相手ではありません。

なので尾平に期待されているのは、岳白公の使うおかしな体術を見切る方法なのだと推測します。

尾平は弱いなりにも、これまでに数々の戦場をくぐり抜けてきた男です。
それこそ信の初陣から、ずっと一緒なので、戦場に出た回数は信とほぼ同じです。
厳しい戦場でも、尾平はなんとか生き延びています。
なぜ力のない尾平が生き残れたのか?
それは相手の力量を測れる能力が尾平にはあるからなのかも知れません。
尾平は強い相手との戦闘を避けてきたからこそ、今も生き残っています。
力量が測れると言うことは相手の弱点や強みなんかも分かるのかも知れません。
信は岳白公の使うおかしな体術を見切ってもらうために尾平を呼んだという可能性はありそうです。
ここから尾平の新たな伝説、新たなポジションが生まれるのかもしれません!w

桓騎の狙い

完全に崩壊してしまった桓騎軍。
本陣にいた桓騎もどこかは分かりませんが退却しているようです。

定時報告の最後に、扈輒の側近・夏満は桓騎を取り逃さないために虎白公に五千、更には左翼の龍白公軍の小隊も中央へ向かわせる事にすると言ってました。
この言葉に扈輒も「そうしろ」と言っています。

なので扈輒は中央にまだ桓騎がいると考えています。
桓騎は既に撤退しています。
なので、この認識のズレが後々面白い展開を生みそうですね。

そしてここでもう一つ分かったことがあります。
中央と左翼を隔てる山を乗り越えるのはそんなに難しいことではないように感じがしました。
扈輒の側近が左にいる龍白公軍の小隊を中央に来させると軽く言ったことと、地図を見る限り、影丘ほど山が険しくありません。

なので中央から左翼に移動するのは難しくないことから、この山に桓騎の小隊が潜んでいても不思議ではないとも言えそうです。

しかも趙軍の中央と右翼はこれから敗走兵を追撃しようとしています。
扈輒も追撃の許可を出しています。
なので虎白公軍と龍白公軍の両軍は扈輒軍本陣から距離ができてしいます。

虎白公軍と龍白公軍が敗走兵を追撃した場合、残すは虎白公軍の五千と龍白公軍の小隊を残し、後は扈輒軍本陣だけになります。

これこそが桓騎の狙いなのかも知れません。
乱戦になっている間に山に潜んで、扈輒軍本陣を狙うのが桓騎の狙いという可能性はありそうです。

しかもこの作戦は山を上手く使えば、扈輒軍本陣手前にいる中央にいる五千とちょっとの兵との戦闘を避けて本陣に強襲することも可能そうです。

ただ本陣の強襲は扈輒の首を獲ることが目的になります。
扈輒の首を獲った後には、趙軍から逃げ切らねばなりません。
扈輒軍本陣にもけっこうな数の趙兵が残されていそうです。
桓騎がどれぐらいの小隊を引き連れて行動しているかは分かりませんが、数ならまだ圧倒的に趙軍に武がありそうです。
桓騎のことですから殉職覚悟の行動はとらないと思うので、きっちりと逃げ切る算段も立てて動くはずです。

なので本陣強襲の可能性もありそうなんですが、逃げ切るのが難しことから、どちらかというと桓騎含めた別働隊による平陽城の強襲の方が可能性は高いように感じています。

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