善悪は裏返る。特に戦場では。
これは六大将軍の暴走のことを意味するのか?
もし同じだとしたら!?
桓騎の恐怖の計略が導き出される!
数々の悲劇を生んできた桓騎が起こす恐怖の計略とは?
この話を見てもらえるとこれから起こるであろう桓騎の考える恐ろしい恐怖の計略について分かると思うので最後まで見てってくださいね。
キングダム677話「飛信隊の行方」の表紙では善悪は裏返る。特に戦場では。という意味深なナレーションが書かれていました。
これは桓騎が非道なことをするも、それが勝利に直結するという意味にも解釈できそうです。
なので平常時に見れば悪い行いでも、その行動は戦場では善とされる=勝利に繋がるという意味にも捉えられそうです。
この言葉からも、これから桓騎が悲劇を起こしそうな展開が予想されます。
それとは別にキングダム673話「漂う空気」では六大将軍の暴走がこれから起こることが示唆されていました。
対趙国の戦線に入っている六大将軍は三人。
王翦、楊端和、桓騎の三将です。
この中で暴走しそうな人間を考えると、やはり本命は桓騎です。
良識のある楊端和が暴走するとは考えにくいですもんね。
王翦も自分の国を作りたいや、自分が王様になりたいなど、謀反の噂はあるものの、実際は良識的な行動が多いので、可能性は残しつつも、暴走する可能性は低いように感じます。
なのでやはりこの3人の中で考えた場合だと、暴走しそうな大本命は桓騎になります。
この両方とも伏線を残したまま、今のところはまだ解明されていません。
もしこの2つがイコールで結ばれるなら、同じだと考えるなら、これから何かしらの悲劇が生まれる可能性はありそうです。
これは飛信隊が趙軍の前線に来る前に、羌瘣や羌礼が感じた嫌な胸騒ぎと通づる所があるのかもしれません。
では善悪は裏返る。特に戦場では。という言葉と六大将軍の暴走という言葉を踏まえて、これから起こるであろう桓騎の考える恐ろしい恐怖の計略について考察していきたいと思います。
影丘攻めの真意
影丘という地は段差のある丘の上に趙軍が守りを固めています。
段差があるため秦軍にとっては攻めにくく、趙軍にとっては守りやすい地形になっています。
玉鳳軍の関常や番陽は影丘攻めの中止を提案するほど攻略が困難な地です。
事実、最初の影丘攻めを仕掛けた桓騎軍左翼は壊滅状態に、次いで玉鳳軍が突破を試みるも、恐らくですが、信の驚愕の表情から察するに壊滅状態にありそうです。
しかも玉鳳軍は八日間も影丘攻めをしています。
壊滅状態がどれほどのダメージかは分かりませんが、軍の崩壊点を突破している可能性さえありそうです。
どうせ飛信隊を使うならもっと早く援軍要請をかけるべきでは?と倉央が言っていましたが、本当にその通りだと思います。
しかし桓騎は飛信隊に援軍要請もかけずに、八日間も玉鳳軍に影丘を攻めさせました。
これにはある理由があるからこそ、八日間も玉鳳軍を放置していたとも考えられそうです。
その理由とは、桓騎はもしかすると死体の山を築きたかったのかもと推測します。
影丘という地は段差のある丘になっているため、秦軍にとっては攻めにくい地形になっています。
今は影丘を二度も攻めているので、玉鳳軍も含めた二軍のたくさんの死体の山が築かれています。
なのでこの秦軍の死体を使って、段差を埋めようとしている可能性はあるんじゃないかと思いました。
だからこそ飛信隊を八日間も待たせたという可能性はありそうです。
どういう事かと言うと、早い段階で飛信隊が影丘に到着すれば、秦軍が善戦してしまう可能性もあるので、死体の山が築けません。
だからこそ桓騎は飛信隊の援軍要請を、わざと遅らせた可能性はありそうだと推測しました。
この秦軍の死体の山を使って考えられる戦術がもう一つあります。
それは死体に紛れて扈輒の首を獲る策です。
飛信隊が玉鳳隊に初めて会った時に、両隊が我先にと戦果を争うシーンがありました。
その時に飛信隊は死体に紛れて、敵の背後に回り込み、玉鳳隊よりも先に敵陣を落とすことに成功しています。
貴士族には真似できない方法で、飛信隊は玉鳳隊よりも先を越しました。
元野盗集団で構成されている桓騎軍です。
貴士族ができなかったとしても、元野盗集団なら軽くやってしまいそうです。
こんな手は扈輒でも思いつかなさそうです。
なので死体に紛れる方法で桓騎は扈輒の首を獲る策を考えている可能性もありそうです。
しかし死体に紛れる方法は影丘の地に扈輒を誘い出す必要があります。
なので死体に紛れる方法よりかは死体の山を利用する段差を埋めて影丘を突破する戦術の方が可能性は高いように感じます。
影丘の突破は、扈輒の頭の中には無いので、秦軍にとっては起死回生の一手になり得る手です。
しかし先ほどお伝えしたように秦軍の被害はすでに甚大なものにっています。
影丘の地では秦軍のたくさんの死体が並んでいることが想像されます。
しかしこの秦軍の死体を使った計略で勝利に繋がるとしたら、善悪は裏返る。特に戦場では。と結びつきます。
見方を変えると秦軍の被害は甚大なことから、暴走とも捉えられます。
無謀とも言える影丘攻めを立て続けに行った桓騎の真意は、影丘に死体の山を築くことにあるのではないかと推測しました。
恐怖の計略
六将の任命式の時に、昌文君が桓騎に向かって強く訴えかけた言葉があります。
それは戦争の自由があるからといって、敵国であっても一般人の虐殺や暴虐行為は一切禁じると強く発しています。
ここでポイントになってきそうなのが一般人の虐殺や暴虐です。
これまでの桓騎の行動を考えると、一般人であっても平気で手を出してきました。
桓騎は一番記憶に新しい黒洋の戦いでも、一般人に手を出しています。
黒洋の戦いでは一般人をアーチ状に刺して紀彗に送りつけています。
六大将軍になったからと言って桓騎に特に変化は見られません。
それが分かるシーンとして、雷土も桓騎はまだ乾いてると発しています。
軍のてっぺんである六将になっても桓騎はまだ何かに乾いてると、側近中の側近である雷土も言ってるぐらいなので、六将になったからと言って、それを重圧に感じているわけでもなく、心を改めた様子もなさそうです。
至っていつも通りの桓騎です。
なので桓騎が一般人に手をかける可能性は十分に考えられます。
これこそが六大将軍の暴走と考えることもできそうです。
秦国連合軍が攻めてきたために、王都周辺の趙の民たちは平陽を目指して北へ逃げていく様子が描かれていました。
まさか王都周辺にいる自分たちが、家を捨てて出ていくことになるとは思っていなかったようです。
なので逃げ遅れた者や、秦軍が攻めてきた事を知らずに逃げてない趙の民はそこらじゅうにいてる可能性はありそうです。
携帯電話もない時代です。
全ての趙の民に伝令を伝えること自体が至難の技です。
黒洋の戦い同様に桓騎は趙の民を使う恐ろしい恐怖の計略を立てている可能性はありそうです。
今は桓騎軍8万対扈輒軍24万の戦いが始まって8日が経過しています。
桓騎の事ですから、難民と趙兵を既に捕虜として捕えているでしょう。
捕らえた人たちをどうするかというと、桓騎の事ですから、やることは一つです。
砂鬼一家による拷問です。
砂鬼一家によって、今頃は趙兵と趙の難民を拷問し、色々と扈輒の情報を聞き出している頃だと思われます。
桓騎は人の嫌がることを徹底的についてくる武将です。
相手の弱い部分を突くためにも扈輒の情報は必要です。
扈輒の心理を突くために難民と趙兵を拷問している可能性は高そうです。
桓騎がどんな策を考えているかは分かりませんが、趙の民を使うというのは桓騎の戦術の中にはあると考えられます。
昌文君があれほど強く訴えかけた一般人の虐殺や暴虐行為を犯してしまうのか?
もし一般人に手をかけるのだとしたら完全な暴走です。
そんなことをしてしまえば六大将軍の暴走と言えそうです。
しかしその結果勝利に繋がるとしたら、善悪は裏返る。特に戦場では。と結びつきます。
何にしろこれから桓騎が何かしらの悲劇を生むという可能性は非常に高そうです。
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