キングダム 684話ネタバレ考察予想!影丘攻めの展開&雷土がもたらす悲劇

週刊誌考察予想
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【キングダム ネタバレ 最新話】キングダム684話ネタバレ最新話考察

趙軍左翼大将の龍白公の首をあげた雷土!
そんな雷土ですが、無茶をしたせいか龍白公の後続部隊に捕らえられてしまいます!
どうなる雷土?
影丘攻めを続ける飛信隊にも動きがありました!
なんと玉鳳軍が仕込んでいた別働隊が登場!
右側の森から亜花錦が加勢に!
ここから戦況は大きく動き出しそうです!
キングダム683話「バカ親子」

この話を見てもらえると影丘攻めの展開&雷土がもたらす悲劇について分かると思うので最後まで見てってくださいね。
まずは本題に入る前にキングダム683話「バカ親子」のストーリーについて紹介させてもらった後に、本題の考察に入っていきますね。

今話のタイトルになっいてる「バカ親子」。
龍白公は正に親バカでした。

雷土軍に人質に取られた末っ子の曹還(そうかん)を救いだすために、単身一人で乗り込んで来た龍白公。
この時点で一将軍ではなく、親バカです。
ここは戦場なので、龍白公は私情を持ち込み過ぎという見方もできます。

待ってましたと、雷土軍が一斉に龍白公に襲いかかります。
龍白公は一人で多くの雷土軍を相手に奮闘します。
囲まれながら、弓矢を浴びながらも、それでも龍白公は粘りに粘ります。
単身でメチャクチャ粘ります。
なかなか龍白公を討てずにいる雷土たち。

そうこうしている間に龍白公の部隊が迫ってきます。
物見が撤退の合図を出しますが、桓騎の戦いを楽にするために、雷土が自らが動き出します。
雷土、無茶しているように見えます。
龍白公の後ろから雷土が斬りかかります。
それでも粘る龍白公。
しかし最後は雷土の一撃で、首を1/3ほど斬られてしまい、命を落とします。
これだけ粘れるということは相当な武力があったのでしょう。
それでも多勢に無勢。
数の力には勝てません。

目的を果たした雷土は撤退の指示を出します。
しかし死んでもなお雷土の矛を離さない龍白公。
もの凄い執念を感じます。
龍白公から矛を外せない雷土は、部下に腕を斬り落とすことを指示します。
龍白公の執念によって撤退を少し遅らされた雷土。
その結果、龍白公の後続部隊に追いつかれてしまいます。
矛を外せない雷土は剣を抜こうとしますが、追ってのスピードの方が上でした。
強烈な一撃を雷土は喰らってしまいます。
この一撃を喰らわせたのが、龍白公のもう一人の息子、長兄の竜布(リュウフ)です。
父と弟を助けれなかったため、悲しみと怒りが抑えきれません。
竜布はその怒りを雷土に向けます。
雷土は「また親子愛かよ」と捨て台詞を吐きます。
何かを決めた竜布。
雷土の抹殺を促されるも竜布は「なぶる」と言います。
雷土を扈輒の元に連れて行くことを決めたようです。
この「なぶる」とは拷問のことを意味するのだと思います。
怒りを抑えきれない竜布が「ただで死ねると思うな」と雷土に向けた言葉からも、それは推測できます。

完全に龍白公の後続部隊に追いつかれた雷土軍は劣勢に。
側近たちは捕らえられ、逃げ遅れた者たちは次々に斬られてしまいます。
果たして扈輒の元に連れて行かれる雷土の運命はどうなるのか?

一方コチラは影丘攻めを続ける飛信隊。
影丘の崖上に登ったは良いものの、思っていた以上に敵が多いために、なかなか前進できず、停滞状態になってしまいます。
戦力が劣る上に一方向からしか攻めれない飛信隊。
羌瘣隊を上げたい所ですが崖登りのために趙軍を一番引きつけたために、傾斜が緩やかな地に近づけずにいます。
せめて右側から挟撃をかけて、揺さぶれればと貂がポツリと呟きます。
この言葉に番陽が「ハッ」と反応します。
「できるぞ挟撃が」と叫びます。
その言葉と同時に影丘の右側が慌ただしい様子を見せます。
玉鳳軍は数日前から別働隊を仕込んでいたのです。
その別働隊とは、亜花錦の部隊です。

影丘の崖上で、孤軍奮闘している飛信隊に加勢に来てくれました。

ここから大きく戦況が動き出しそうです。

なので今回は影丘攻めの展開&雷土がもたらす悲劇について考察していきたいと思います。

数日前の玉鳳軍本陣

次号予告では「数日前に番陽は…!?」と書かれています。
なので数日前に行われた影丘を突破するための玉鳳軍本陣での作戦会議の様子が描かれることは間違いなさそうです。
そこでの作戦会議では次のように語られたのだと思います。

影丘突破は力技の真っ向から攻めても突破できない。
なので別働隊を森の中に仕込むと。
これは仮に傾斜の緩やかな所を一点突破できたとしても、それだけでは足りないと判断したのでしょう。
崖の上に登ったとしても数の力で押し返される可能性があるので、横からの揺さぶり、挟撃が必要だと考えたのだと思います。
緩やかな傾斜を一箇所でも突破できれば、亜花錦のタイミングで別働隊を動かし、挟撃をかける算段でいたのだと思います。

影丘は山に囲まれている天然の砦です。
そのため崖を避けて山を登ろうにも、万の軍では進むことはできません。
ただ万の軍が通るのは難しくても少数の別働隊なら可能です。
その別働隊に指名されたのが、この亜花錦の部隊というわけです。

亜花錦は今や三千人将です。
三千人全員を引き連れて別働隊を編成してはないとは思いますが、千人ぐらいは率いて来てくれているとは思います。
ここでの亜花錦の役目は揺さぶりをかけることです。
戦況を見極める視野の広さを持つ亜花錦は、こういう仕事はきっちりとこなす男です。
それは鄴攻めの馬南慈や趙峩龍の足止めをした功績でも証明してくれています。
この亜花錦の登場は確実に影丘突破に繋がる布石になりそうです。

てか、番陽そんな大事なことを忘れるなよ!w
王賁は瀕死の状態だったので伝えれなかったのは分かるんですが、そこをフォローするのが副長の勤めです。
番陽、そこはしっかりしようよ。
番陽の引退も近いのかもしれませんね!w

影丘攻め

今まで一方向からしか攻めれなかった飛信隊ですが、亜花錦の登場によって、ここから戦況は大きく動き出しそうです。
元は地形的に圧倒的有利な場所を抑えての戦いだった趙軍。
飛信隊の断崖登頂と亜花錦の登場で、崖を背にした状態での挟撃をモロに喰らうことになります。
このダブルパンチで岳白公軍はとてつもなく動揺しそうです。
士気も大幅に下がってしまうでしょう。
数ではまだまだ岳白公軍に武がありそうですが、動揺と士気の低下によって勝敗は決まったとも言えそうです。
攻撃力には定評のある飛信隊です。
ここは一瞬の動揺が岳白公軍にとっては命取りになりそうです。

つまりはこの挟撃は成功すると言うことです。
右側から登場した亜花錦の部隊に岳白公軍が気を取られている間に、信の刃がそのまま岳白公軍本陣まで届くことになると予想します。

雷土がもたらす悲劇

龍白公軍に捕らえられた雷土。
これから雷土は扈輒の元に連れて行かれて、死ぬよりも辛い拷問を受けることになりそうです。
雷土は桓騎の側近中の側近です。
なので桓騎軍の超重要な情報を持っている人物でもあります。
雷土は心の底から桓騎に惚れ込んでいます。
龍白公軍に捕まった時でさえ、心の中で桓騎に謝っています。
なので雷土が拷問を受けたからと言って、簡単に口を割るとは思えませんが、桓騎軍有利の状況を作り出すために、嘘の情報を吐くなんてことがあるのかもしれません。
しかしながら、雷土が生きて帰れる可能性は非常に低そうです。

元々は、この戦いが始まる前に雷土には死亡フラグが立っていました。
キングダムには戦いの終わりを匂わせながら何かを提案したり、突然饒舌になるキャラは死亡するという定説があります。
なので桓騎と雷土の再開は、拷問の末にズタズタにされた状態で会うことになりそうだなと感じました。

この事が引き金となり、後の大事件に繋がるのだと推測します。
それは史実にもある桓騎の趙兵十万人首切り事件です。
この趙兵10万人斬首は雷土の死と繋がるのだと推測します。
桓騎と共に長いこと戦ってきた雷土は、桓騎の側近中の側近です。
そのため桓騎は雷土のことを、桓騎軍の中では一番と言っていいほど信頼しています。
雷土を討たれた悲しみよって、それに報いるために桓騎が暴走して、十万人の首を切り落とすなんてことが起こるのかもしれません。

この大事件が、羌瘣が感じていた胸騒ぎである六大将軍の暴走という伏線に繋がる可能性はありそうです。

残忍で感情がないように見える桓騎ですが、尊敬している人物や認めた相手にはそうでは無い一面があります。
尊敬していた蒙鰲が死去した時には、白老へのたわむけと言って一つの城を落とした後に、全員火炙りの計にしています。

そして認めた相手の張唐将軍に対しては、死の間際に張唐が倒れる寸前の所で「調子狂うジジイだぜ」と戸惑いながらも手を差し伸べています。

このことから桓騎は決して残忍なだけの男というわけではありません。
悲しむ表現は苛烈ですが。。。

なので桓騎と共に長いこと戦ってきた雷土の死は、桓騎の中で何かを歪まさせるキッカケになる可能性は十分にありそうです。
既に歪んでいるんですが、もう一段階歪むと言う意味です。

なので雷土の死がこれから起こるであろ桓騎の趙兵十万人首切り事件、引いては六大将軍の暴走と結びつくのではないかと推測しました。

コメント

  1. よいこのふぇにちゃん 5歳 より:

    雷土の死がこれから起こるであろ桓騎の趙兵十万人首切り事件、引いては六大将軍の暴走と結びつくのではないかと推測されたのに対し
    私の意見は(よその考察系YouTubeに私が投稿した文でもあるのですが)
    677話「飛信隊の行方」の表紙絵の謎の一文 『善悪は裏返る。特に戦場では。』
    紫色桓騎の表紙絵から考えれるのはこういうことだろうというのに繋がりますが

    桓騎が扈輒軍のなぶりで殺された雷土への手向けで平陽の10万人斬首をしたのであれば

    673話最後のページ
    『新六将となった王翦・楊端和・桓騎の三将は再び趙攻略の侵攻に出た
    戦争の自由を得た軍の威力は即座に発揮され
    前線を大いに押し込み趙・扈輒軍の本体を激しくぶつかり出す
    しかしそこで早くも 懸念されていた六大将軍の”暴走”が起きてしまうのである』

    どこにも六大将軍の暴走が桓騎だとは書かれてないのだが
    明らかにミスリードを誘う書き方なのだがあえて誘いに乗らずド正論でいくなら

    平陽の10万人斬首をする理由はキングダム研究所にも散々書いたので理解はできるだろうが
    この行いを詰めようとする秦の軍律も知らないバカな六将が居たらそいつが暴走の当人なんだよ
    ヤバいのは信 手を出せばまた黒羊のように戦功剥奪か酷ければ将軍更迭もある
    羌瘣は信に胸騒ぎを伝えたが これは先に羌瘣が大将軍になって信をこき遣うという未来かもしれん

    手向けであろうがなかろうが商鞅が秦の軍法を作った時から斬首が正当な軍功なのです
    商鞅の第一次変法により軍功褒賞制と爵位制が設けられ、
    二十等爵制として軍功により爵位を与えたと「商君列伝」に記載があります

    具体的には「韓非子」定法篇に、次のように述べられている
    一首を斬る者は爵一級とし、官を為さんと欲する者は、五十石の官と為す。
    二首を斬る者は爵二級とし、官を為さんと欲する者は百石の官と為す、と。
    (たとえ奴隷や罪人のような最下層の民でも爵二級は二首を提出すれば得られる)

    秦の軍律 兵教下篇 兵令下篇(史実の賞罰規定)に伍の義務や連帯責任として
    ・伍の中から戦死者を出せば、同数の敵兵を殺さねば全員を処刑し家産を没収する
    ・対して、伍の中から戦死者を出さずに敵兵を殺すか生け捕れば表彰される
    ・戦闘の際、命令違反を行う者やひとりでも戦意に欠ける者がいれば、軍規違反で処罰される
    ・伍長に部下の訓練の義務がある。完遂すれば表彰される
    ・伍の中で罪を犯した者がいれば、内部告発の義務が生じる。申告すれば他の者は免除される
    ・遺体回収が出来ない場合は軍功を剥奪する
    というのがある(ほかにもまだまだ書かれてるのだが一部抜粋)

    自分達の伍から戦死者を出した場合そのペナルティは敵の生首でチャラにするのみ
    といったとんでもなく厳しく、ただ負けたままではいられない
    たとえ自分が気を付けてても他人の連座で処罰される軍規もあります

    もっと現実的な事を言っちゃうと
    秦の身分制度は奴隷から始まろうが最初の首4つまでは持ってくれば4段階目までは上がる
    もちろん報奨金が欲しければそれ以上の首級を上げなくてはならない
    つまり埋めても焼いても沈めてもいいけど、どうせなら10万人の首を落とした方がお得

    斬首は褒められることはあっても決して非難されることではないのは
    前356年(商鞅の第一次変法)から続く多くの武将が残した史実が証明してます

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