【キングダム 661話考察】什虎4将が抱える”虚無の正体”&寿胡王の処遇

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【キングダム 661話考察】什虎4将が抱える”虚無の正体”&寿胡王の処遇

ついに満羽たちが抱える闇、虚無の正体が明らかに!
キングダム660話「善か悪か」

囚われた寿胡王が満羽たちの抱える虚無、過去について語る所から今回の話は始まります。
寿胡王は開口一番、儂らには他とは違う何かがあるとお前は言ったがそれは間違いだ、儂らは何も持っていない、全てを失ったと告げます。
什虎4将は何も持たず、全てを失った者たちだったのです。
その中でも特に満羽と千斗雲は更に酷いと言います。

話は12年前。
小国「汨」の大将軍である満羽と小国「暦」の大将軍でる千斗雲は大国楚の侵略に抗い続ける小国の雄でした。
四方を楚に取り囲まれながら、両国が落ちなかったのは満羽と千斗雲がいたからです。
2人は楚軍に勝ち続けましたが、味方の被害も無視できないほどに楚との戦いは苛烈なものになっていきます。
そのため汨国の兵だけでなく、民衆や王族に至るまで、汨国は疲れきっていました。
それはそうです。
小国「汨」は楚に抗うことしかできない、防衛することしかできないからです。
楚と戦ったとしても何も戦果は得られず、防衛の一手のみで、突破口を見いだす事ができなかったからです。
そんな疲れきった汨国の精神的支柱になっていたのが、民衆からの人気が高い満羽です。

民衆のほとんどの者が満羽に憧れを持ち、希望としていました。
この頃の満羽は今とは違って、爽やかな顔、凛々しい感じがあります。
かなり血の通った顔をしていますね。

そんな中、限界に達した汨国の王、袁公(えんこう)は楚に降伏しようと言います。
ここは満羽が再考をお願いします。
満羽が汨王に再考をお願いしたのには理由があります。
楚に降伏すれば、一部の有力者を除いて、ほとんどの者が財を奪われ、生きる事に困ることになるからです。
半年前に楚に降った圭という国では、民の半分が奴隷になっています。
自分の国の半分の民が奴隷になるような事は、満羽は絶対にさせたくなかったのです。
この事から満羽が背負ってた物とは、汨国というのもありますが、そこで暮らす民衆だという事が分かります。
それほど満羽にとって民が大事な存在だったのです。

しかし満羽がいくら頑張っても単独で小国、汨国が楚に勝つ事は不可能です。
そこで、満羽の部下は隣国の千斗雲がいる暦と手を組んで共同戦線を組めばと提案します。
が、それはできないと大臣に突っぱねられます。
なぜなら汨と暦は仇敵同士だからです。
暦国と同盟を結ぶのは楚に降伏するより許せない事のようです。
こうして打開案を見つけれないまま、王や大臣と満羽ら軍部との溝が深まっていきます。
それでも満羽は汨国の民のために楚と戦い続けました。

そうしたある日。
満羽軍が遠征から帰ってくると、汨国は楚に降伏していたのです。
これには満羽は唖然としてしまいます。信じられないという表情です。
汨国が楚に降伏してしまったことにより、満羽は帰る場所、守るべき物を無くしてしまったのです。

しかし話はここでは終わりません。
満羽軍は国が落ちてもなお、楚に投降しませんでした。
彷徨いながらも何日も、何十日も追ってくる楚軍と戦い続けたのです。

そして戦いの中であるものを目にします。
それは祖国の汨にいた満羽の事を慕う若者の死体です。
守るものを失い、呆然と楚軍と戦い続けていた満羽は、知らないうちに汨国の人間を含んだ楚軍と戦っていたのです。
それに気づいた満羽は動けなくなってしまいます。
この瞬間、満羽の心の中でそれまでの満羽が死んでしまいました。
祖国の王だけでなく、守っていた民たちにまで裏切られてしまった満羽。
これが満羽が虚無に落ちた瞬間です。

そして同じ頃に千斗雲も同じような境遇に陥り、心が壊れて楚に降服。
これらの事は寿胡王、玄右も似たり寄ったりの境遇だったと言います。
影の薄い玄右!w
やはりここでも過去の話は割愛されてしまいます。

そして国を失い、あてもなくさまよい続けた末に、楚の春申君から声を掛けられ、什虎城を守るように言われたのです。
心は壊れていても、戦は強い、その腕を見込まれての事です。
放っておいても何をするか分からない厄介者たちには重要拠点をただ守らすのには適任だと春申君は考えたようです。

これが什虎4将が抱えていた虚無の正体、過去の物語になります。

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寿胡王の過去

ここで寿胡王の過去についても明らかになります。
軍師になる前は、荀子の下で性悪説を学んでいた寿胡王。
この荀子の説いた性悪説とは、孟子の性善説に反対して唱えたもので、人間の本性は「悪」だという主張です。
「人の性は悪なり、その善なるものは偽なり」から来ています。
ここで言う悪とは、人間は様々な意味で弱い存在という程度の意味であり、悪=罪というわけではありません。
人間の性を「悪」すなわち利己的存在と認め、「偽」すなわち後天的努力、すなわち学問を修めることによって修正して善へと向かいうという説です。

そんな寿胡王はかつては性善説と性悪説の研究が面白かったと言います。
しかし軍師として戦場に出るようになってからは机上の空想がバカバカしくなったと言います。
「戦いがあり、勝者があり敗者があり、無力なる者達の犠牲があり、そこには善と悪が交錯する。それを二分できるはずもなく二分する意味もない。」
そしてそんな中、寿胡王ははっきりと断言します。
「人は愚かだと」

この寿胡王の発言に録嗚未がなぜか一番に同感しています。
ホンマかいな!w
録嗚未。

虚無の底で一度は死んだ満羽。
寿胡王は満羽の悲劇を通して人間の愚かさに絶望していました。
その悲劇は悲劇のまま終わると寿胡王は思っていましたが、再び変化の兆しを見せ始めた満羽が悲劇の先に何かを見出す事を願ってると言います。
つまりは人の愚かさの先に何かがあることを願いたいという事なのでしょう。
元学者の寿胡王らしい、何とも神秘的な演説です。

そして全てを語り尽くした寿胡王は、結末を見届けるのを騰たちに任せ、もう首をはねていいと言い、静かに首を差し出し、今回の話は終わります。

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寿胡王の処遇

自分の首をはねよと差し出した寿胡王。
話を聞き終えた騰は、はたしてどうするのか?
恐らくですが、すぐにファルするとは考えにくいと思われます。
話を聞き終えたから首を斬るなんて騰のキャラではないですもんね。
なので楚軍と什虎軍との毛色の違いが分かった今、次の行動に移るのだと思われます。
捕虜の寿胡王を使った次の行動となると、考えられそうな事は3つあるかなと。
一つは拷問にかけ、より内部の情報を聞き出すと言う事が考えられそうですが、死を覚悟している寿胡王。
しかも何でも答えてくれそうな寿胡王に対してこれは得策ではないように思えます。
何より蒙武も録嗚未もこういった卑劣なやり方は嫌いそうです。
呉鳳明あたりが出てくれば、捕虜として引き渡せと訴えてきそうですが。
次号では捕虜の寿胡王を巡って、秦と魏で口論になるような場面もあるのかもしれません。

二つ目に考えられそうなのが秦国で登用するという事も考えられそうです。
乱世の世なだけに、有能な者を欲している秦国。
亡国の王族にして什虎の賢者、大軍師なんて呼ばれている寿胡王なだけに使い道はいくらでもありそうです。
人材マニアの王翦なんかが、すぐ挙手しそうですね。

三つ目に考えられそうなのは、交渉のカードに使うということも考えられそうです。
什虎4将の一角を担っていた寿胡王。
捕虜としてはとても有効なカードです。
騰を含め、この場にいる秦軍はまだ什虎城が陥落した知らせを受けていません。
なので寿胡王を交渉のカードに使うということは十分に考えられそうです。

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