ついに桓騎兵が扈輒本陣に奇襲を仕掛ける!
突如現れた敵襲に、慌てる趙軍!
桓騎は扈輒の三軍がバラバラになる、この時を待っていた!
主役の桓騎は笑いながら、扈輒本陣を眺めています!
なんと桓騎は扈輒本陣の近くまで来ていたのです!
ここから桓騎は扈輒本陣をどうやって落とすのか?
キングダム691話「竈の数」
この話を見てもらえると桓騎が考える扈輒本陣の落とし方について分かると思うので最後まで見てってくださいね。
まずは本題に入る前にキングダム691話「竈の数」のストーリーについて紹介させてもらった後に、本題の考察に入っていきますね。
虎白公が指揮を取る中央軍の攻撃に耐えきれずに次々と逃げる桓騎兵。
桓騎軍は厘玉も黒桜の行方も分からない状態なので、指揮を取れる者がいてません。
脱走する者が後を絶たない状況です。
四万で始まった桓騎軍中央も残すところ、七千人程度になってしまいました。
しかしそんな趙軍も未だに桓騎の所在だけは掴めていません。
全てが上手くいっているように見える趙軍ですが、桓騎の行方だけは全く掴めていません。
なので趙軍は極小の小隊だろうと徹底的に桓騎を探して回る作戦に出ます。
虎白公、桓騎に恨みでもあるんですかね?
いつもはクールぶっている虎白公ですが、桓騎に執着している様子です。
桓騎のことですから、趙の人から恨まれてても、おかしくはありませんが。。。
一方こちらは二代目龍白公の戦場です。
二代目龍白公の追撃は凄まじく、桓騎軍右翼は崩壊。
散り散りに逃げた桓騎兵も次々に捕らえては首だけに変えられてしまいます。
二代目龍白公の龍布。
父と弟を取られてから、ずっと血管が浮き上がっています。
この怒りは当分収まりそうにありません。
そんな時です。
扈輒本陣からの伝令が届きます。
桓騎を包囲するために兵力の半分を中央に回せという命令が龍白公に下ります。
この桓騎の追い討ちに龍布は乗り気です。
雷土軍の追撃は部下に任せて、二代目龍白公自らが中央に移動します。
桓騎の首を取る以外に、この怒りは収まらないと考えています。
二代目龍白公が中央に到着した事によって、桓騎軍中央は完全に包囲されてしまいます。
逃げ場を失った黒桜軍は悲惨な状態に。
黒桜、大丈夫なんでしょうか?
厘玉の所も危うそうです。
厘玉軍の、この大きさを見て下さい。
メチャクチャ小さくなっています。
大包囲網は完成して、草の根を分けるようにして桓騎の捜索をする趙軍。
しかし、それでも桓騎は見つかりません。
趙軍に桓騎の所在は分かるはずはありません。
なぜなら、すでに桓騎は中央には存在しないからです。
コチラ王翦軍本陣です。
王翦は蒙恬が発した、桓騎は普通に扈輒の首を取るつもりだと思うという言葉を思い出していました。
その時、ポツリと孫臏(そんぴん)かと呟きます。
桓騎の策が閃いたようです。
王翦は一つだけ桓騎にも打てる策があると言います。
それが孫臏の名前が、後世に残るほど有名にした一戦で用いた策です。
それはキングダムの時代より百年以上前に起こった馬陵の戦いです。
簡単に言うと当時強国の魏軍と、弱いと言われていた斉軍との一戦。
弱い方の斉軍を率いていたのが軍師の孫臏でした。
斉軍は魏軍と戦いますが、孫臏はすぐに負けたふりをして逃げていきます。
最強を自負していた魏軍は斉軍を追撃。
今の趙軍と桓騎軍の関係ですね。
逃げる孫臏は初日は10万の竈、翌日にはその半分の5万の竈、翌々日には2万の竈を残し、後退しました。
竈は食事を作るために、火をたくのに必要な物です。
竈の数は食の数です。
すなわち兵の数を表します。
これを見た魏軍は斉軍からどんどん脱走兵が出ていると誤認します。
チャンスだと勘違いした魏軍は、進行速度を上げるために歩兵を残し、騎兵だけで全力で斉軍を追います。
最終的には追ってきた魏軍は狭い路地に誘い込まれて、逃げたと思っていた斉兵の伏兵に襲われ、総大将まで失い、大敗するというお話です。
この話のポイントは残兵の数を誤認させた事と逃げたと思っていた兵が、実は伏兵だったという所です。
なので逃げたと思っていた桓騎兵は実は伏兵だったと予想されます。
全部が全部、伏兵だとは思いませんが何人かは伏兵になっていると推測します。
王翦はこの策は思いついてもやらないと言います。
それはそうです。
これは戦に勝ったとしても、部下からの不信感が強烈に残りそうだからです。
この桓騎の策は幹部を含め、大半以上の兵が囮となります。
何も知らされないまま、大半の桓騎兵は趙兵と生死を賭けて戦っていました。
その中でも幹部である厘玉と黒桜は、この話を聞かされている様子はありませんでした。
桓騎の策は幹部をも欺く策になっています。
なので幹部からすると裏切られたという気持ちになってもおかしくはありません。
勝っても強烈な不信感は残りそうです。
普通の軍の大将であれば、選ばない策でしょう。
桓騎軍は普通の軍とは毛並みが違うので、大丈夫なのかもしれませんが。。。
扈輒本陣では早くも戦勝ムードが漂っています。
各地の戦勝報告を受けて、扈輒の側近たちは大笑いしています。
扈輒本陣の守備隊も今回はもう出番がないとヒマそうです。
そんな時に突如現れた敵襲、桓騎兵です。
しかも敵襲は一箇所ではありません。
扈輒本陣は複数箇所から桓騎兵の攻撃を受けます。
戦勝ムードは一変、不穏な空気が扈輒本陣を襲います。
ザワザワと慌ただしくなった扈輒本陣。
そんな時に、笑いながら登場したのが桓騎です。
桓騎は遠目から扈輒本陣を眺めています!
なんと桓騎は扈輒本陣の近くまで来ていたのです!
ここから桓騎は扈輒本陣をどうやって落とすのか?
なので今回は桓騎が考える扈輒本陣の落とし方について考察していきたいと思います。
扈輒本陣までのルート
現在は扈輒本陣近くにいる桓騎。
前回の動画ではどちらとも扈輒本陣近くにはなりますが、桓騎は桓騎軍右翼の森の中、もう一つは桓騎軍左翼の影丘近くの川沿いかなと考察しました。
しかし桓騎は扈輒本陣の目の前にいます。
一体どういったルートを通って、扈輒本陣まで辿り着いたのでしょうか?
気になる所です。
次号ぐらいで明かしてくれることを期待しています。
それにしても扈輒は、マヌケだと思いませんか?
これだけ圧倒的な数=24万規模の大軍を率いながら、本陣まで奇襲を許すということは、索敵を怠っていたとしか思えません。
扈輒がマヌケなのか、桓騎がスゴいのかはネタが明かされてないので分かりませんが、なんか腑に落ちない展開です。
ワープを使ったとしか思えない!w
恐らくは桓騎は脱走兵を小隊に分けて移動させた。
そして今回の戦場は広域に展開されているので、小隊に別れた桓騎兵を扈輒軍は補足できなかったということで話は落ち着きそうな気はしています。
この時に桓騎は脱走兵に、たった一つのルールを持たせたのだと推測します。
奇襲からの強襲
複数箇所から小隊で奇襲を仕掛ける桓騎兵。
桓騎の狙いは、扈輒本陣を捉えられる場所に潜伏して、扈輒軍の三軍がそれぞれバラバラに展開して本軍から離れる事を待つ事だったと考えられそうです。
なので小隊の奇襲が開始されたことから、勝負あったなと思います。
二代目龍白公と虎白公は桓騎を捕らえるために、徹底的に敗走兵を追撃しているので本陣に戻るのには時間がかかりそうです。
虎白残留軍五千と飛信隊は交戦中。
飛信隊に敗れた岳白公軍の残軍はいますが、大将不在のなか、一度敗れた軍をワザワザ登場させるとは考えにくいので、恐らく出てこないでしょう。
一度負けてしまっただけで、お休みするって、どんだけ優しい軍隊なんだよとも思いますが!w
完全孤立状態となった扈輒本陣。
しかし桓騎にも時間があるわけではありません。
本陣強襲の知らせが二代目龍白公や虎白公に届けば、すぐに戻るでしょう。
なので桓騎としても速攻以外に勝ち目はないと言えそうです。
ではどうするのか?
今、複数箇所から攻撃している小隊は脱走兵なんだと予想します。
彼らには脱走する際、とにかく本陣を目指して本陣が現れたら強襲しろとしか伝えられていないんだと思います。
これが先ほど言った、桓騎が与えた、たった一つのルールです。
複数箇所から攻めている統率されてない感じと、小隊が大した数ではないことから、これは脱走兵なんだと推測します。
扈輒本陣はあまり守りが厚いとは言えなさそうです 。
桓騎がどれぐらいの桓騎兵を連れてきたのかは分かりませんが、笑いながら現れたということは、落とせる確信があるのでしょう。
この小隊を扈輒本陣に何回もぶつけて、守備隊の隙が生まれるのを桓騎は待っているのだと思います。
守備隊の隙が生まれた所で、未だに登場してない桓騎軍の最大火力を誇るゼノウ一家の一点突破で扈輒本陣を落とす算段をしていると推測します。
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