ついに桓騎の計略が明らかに!
逃げたと思われていた脱走兵は、実は伏兵だった!
四方から湧いてくる桓騎兵!
ついに桓騎は扈輒を追い詰めました!
しかし扈輒本陣以外は趙軍の圧勝です!
なので扈輒が逃げ切ればの趙軍の勝利!
逆に桓騎は扈輒の首を取るしか勝利はありません!
そんな両者が遂に顔を合わせる!
ここから桓騎VS扈輒の一騎討ちが始まるのか?
キングダム692話「第三の兵」
この話を見てもらえると桓騎VS扈輒の一騎討ちについて分かると思うので最後まで見てってくださいね。
まずは本題に入る前にキングダム692話「第三の兵」のストーリーについて紹介させてもらった後に、本題の考察に入っていきますね。
扈輒本陣に次々と集まってくる桓騎兵。
逃げたと思われていた桓騎兵は、実は一部が伏兵となっていたのです。
趙軍はなんとか攻撃を防いでいますが、四方から湧いてくる桓騎兵に困惑が止まりません。
そんな中、強烈な勢いで一点突破してくる部隊がいました。
それが桓騎軍の最大火力を誇るゼノウ一家です。
ゼノウ一家の破壊力は凄まじく、本陣を守る趙兵を粉砕。
守備隊は粉々に!
なんとも頼もしいゼノウ一家の活躍が目立ちます。
それにしてゼノウ。。。
人間やめたんですかね?w
目がギョロギョロ動く辺り、怪物です!w
これは敵からすれば、恐怖ですね!
報告によると桓騎兵は千人程度。
しかし未だに少しずつ増えていてるようです。
対する扈輒本陣を守る趙兵は三千。
急に現れた桓騎兵に驚いている本陣の幕僚たちですが、驚いている以上に納得ができてない様子です。
完全に取り乱している者もいます。
奴らは一体どこから現れたと、叫んでいます。
扈輒の幕僚には良い人材がいませんねー!w
叫んでないで、今をどう乗り切るかを考えないと!w
追い詰められたことによって、無能さが表面化しています。
困惑する本陣ですが、そんな中、一人冷静な扈輒は盤面を見ながら分析を開始しています。
そして何かに気づいた扈輒。
孫臏(そんぴん)かと呟きます。
そうなんです。
桓騎は孫臏の策を応用し、趙軍に兵数を誤認させていたのです。
孫臏の策とは、ざっくりいうと、残兵の数を誤認させ、逃げたと思っていた兵が実は伏兵になって敵兵に攻撃を仕掛けるという策略です。
扈輒は桓騎兵の脱走兵は本当にこの戦いから離脱したから騙されたと分析しています。
桓騎軍には3つの兵がいたと言います。
桓騎兵は趙軍の圧倒的数の前に後退を続けました。
これを趙軍は全軍で追います。
その結果、趙軍は隠れた兵を通り越してしまい、隠れていた桓騎兵は動かないことで、前線を突破することができたのです。
合戦中に、万の脱走兵を見ている中で数十・数百人の小隊が隠れていれば気づけるはずがありません。
しかも桓騎軍は元野盗集団なので、隠れるのは得意です。
死体に紛れたり、穴を掘って隠れたのではと推測しています。
それでも虎白残留軍五千が中央を固めていたので、桓騎軍の伏兵たちは本陣を強襲できない状況にありました。
しかし飛信隊が影丘を突破したことによって、虎白残留軍五千が動かされました。
言い換えれば、飛信隊が影丘を突破しなければ、この扈輒本陣の強襲も成功していませんでした。
なので飛信隊の勝利は、この戦いにおいて非常に大きな役割を果たしたと言えそうです。
桓騎の計略は、いつも桓騎自身の独力による策なんですが、今回は信に助けられる形になりましたね。
なぜなら虎白残留軍五千が動かなければ、扈輒本陣の強襲も成功してないからです。
虎白残留軍五千が動かなかった場合、桓騎は他に策があったのでしょうか?
千人程度の部隊なので、虎白残留軍五千が残っていれば、どうしようもなかったように思います。
いつなら独自の策で敵を撃破する桓騎。
ここが少し桓騎らしくないなと、感じました。
この作戦は桓騎軍VS扈輒軍の戦いが始まる前から、既に始まっていたのです。
桓騎が不自然に前進を続けたのは、扈輒軍を誘き寄せるためのものでした。
そして扈輒軍24万VS桓騎軍8万の戦いが始まれば、逃げ出す者が出るのも桓騎は始めから分かっていたのです。
桓騎は始めから孫臏の策を使い、扈輒の首を取るつもりだったのです。
真相を聞かされ、驚愕する趙兵。
本陣は大慌てです。
そんな時に、扈輒の側近・夏満が敵がもうそこまで迫ってきているという知らせを持ってきます。
しかし全体の戦局は、まだ趙軍が優勢です。
今のこの窮地をしのげば、趙軍の勝利です。
つまりは扈輒が逃げ切れば趙軍の勝利になります。
選択できるルートは2つ。
右の虎白残留軍か、左の空白地になります。
後ろの空白地は選べないのかな?とも思いましたが、2つしか無いようです。
扈輒は一瞬考えてから、左の空白地を選びます。
左の空白地を選んだ扈輒。
これが裏目に出ます。
これを待っていた桓騎。
戦いが始まってから、遂に両者は顔を合わせることになります。
ここから桓騎VS扈輒の一騎討ちが始まるのでしょうか?
桓騎はいつも通りの余裕の表情。
対する扈輒も顔色一つ変えずに、冷静さを保っています。
なので今回は桓騎VS扈輒の一騎討ちについて考察していきたいと思います。
扈輒の思惑
扈輒は元は対燕国の戦線を荒らしていた烈将です。
なので相当な武力を持っていることが考えられます。
扈輒は逃げる算段を立てるときに、地図を見ながら少しの時間考えていました。
そして左の空白地を選んでいます。
扈輒はどうして右の虎白残留軍がいる方ではなく、左の空白地を選んだのでしょうか?
夏満は「左の空白地は桓騎がワザと空けているのかも」と助言しています。
なので左の空白地に桓騎が潜んでいる可能性はありました。
なぜ扈輒は空白地帯というベタな罠に自ら飛び込んだのか?
桓騎と顔を合わせた扈輒は顔色一つ変えていません。
最初から分かっていたというようにも見えます。
それに引き換え、後ろの幕僚たちは血の気が引いています。
これは扈輒がここで桓騎を討ち取ろうと考えているからだと推測します。
先ほども紹介しましたが扈輒は自分の武力に自信を持っています。
なので一騎打ちであれば、桓騎に勝てると考えていそうです。
烈将とまで呼ばれた扈輒ですから、逃げの戦い方は好まないというのもあるでしょう。
危なくなったから逃げようでは、烈将とは呼ばれませんもんね。
なのであえて桓騎が潜んでいるルートを扈輒は選んだ可能性はありそうです。
しかも扈輒本陣には三千の兵力がいてます。
対する桓騎兵は徐々には増えてそうですが、千人程度です。
勢いは桓騎兵の方が上ですが、この戦場でさえ、数ではまだ趙軍有利です。
なのでここで扈輒が桓騎を討ち取れば、桓騎兵は勢いを失い、趙軍の完全勝利が決まります。
なのであえて扈輒は桓騎がいそうな方のルートを選んだと推測します。
桓騎の強さ
未だに桓騎がどれほどの武力の持ち主か、ということは明かされていません。
桓騎が今までに撃破してきた敵将は、廉頗四天王の一人・玄峰、魏将の白亀西、韓の成恢(せいかい)、趙の慶舎&紀彗などです。
玄峰と白亀西は奇襲を仕掛けて仕留め。
そして成恢は張唐が、慶舎においては信が討ち取っています。
紀彗は策で脅して勝利しています。
なので桓騎は戦闘描写がほとんどありません。
桓騎軍は元野盗集団で構成されている、癖の強い荒くれ者の集まりです。
その中には雷土やゼノウといった腕っぷしに絶対の自信を持った者もいています。
そういった強者たちを束ねているのが桓騎です。
強者たちを束ねるには、力が必要です。
頭や知略だけでは、付いてこない連中がわんさかといています。
こんな荒くれ集団が、頭だけの奴になんて付いていくはずがありません。
圧倒的な暴力も野盗集団をまとめる上では必要だったはずです。
なので桓騎は、雷土やゼノウよりも圧倒的暴力、武力を持っている人物だと推測できそうです。
楊端和が山の民の中で最強であるように、野盗集団であった桓騎軍の中で、最強はやはり桓騎だと言えそうです。
次号では総大将同士である桓騎と扈輒はぶつかることになりそうです。
普通に考えれば総大将同士の一騎討ちになる流れです。
ここから桓騎VS扈輒の一騎討ちが始まるのか?
遂に桓騎の強さが明かされるのか?
これは楽しみすぎますね!
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