【キングダム 667話考察】強い絆で結ばれていた識と礼 二人に起こった祭の悲劇

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【キングダム 667話考察】強い絆で結ばれていた識と礼 二人に起こった祭の悲劇

この話を読んでもらえると、仲の良かった識と礼の二人の間に起こったであろう祭の悲劇について分かると思うので最後まで見て下さいね!

死を撒き散らす禍い、蚩尤・羌礼の過去が明らかに!
キングダム666話「闇の淵」

皆がいる中で、飛信隊に現れた目的を明かす羌礼。
その目的とは羌瘣の命をもらいに来たと言う物です。

これを聞いた飛信隊の隊員たちは、ざわめきます。
しかし、これとは対照的に落ち着いた表情の羌瘣は、前蚩尤の幽連の事を思い出していました。
それは幽連が死に際に放った、必ず次の蚩尤が貴様、羌瘣を殺しに行くと言う物です。
不幸にも幽連の予言が的中してしまいます。
同族同士で殺し合うなんて蚩尤族は悲しすぎますね。

そんな羌礼は蚩尤族で外で生きられるのは一人だけだと言います。
この言葉には姉妹同様に育った羌識を失った悲しみと、のうのうと外で生きている羌瘣への恨みが込められています。

暗殺集団のトップに君臨する蚩尤 羌礼。
羌瘣を殺るだけなら、羌瘣が力を失っている今こそが絶好のチャンスでした。
しかし羌礼はそれをやりませんでした。
その理由としては羌瘣の不調に気づいていたからです。
だから直ぐには殺らずに、時を待っていたようです。
羌礼は羌瘣の事を姉のように慕っていました。
弱っている羌瘣を直ぐに暗殺しない所を見ると、羌礼にもまだ人間らしい部分が少しだけ残されています。

命を奪いに来た羌礼に対して、羌瘣は斬り合うつもりはないと言います。
ただ話を聞きたいだけ。
手を握りながら、祭での出来事を羌礼から聞き出そうとします。
手を握られるのを嫌がる羌礼。
それを振り払おうとすると、羌礼と羌瘣の間で組み手が始まります。
弱っている羌瘣はあっさりと羌礼にマウントをとられてしまいます。

この時に羌礼は羌瘣の異変、体の中の気の道がズタズタな事に気づきます。
蚩尤族の手練れになると、相手に触れるだけで気の流れや、過去の出来事までもが分かるようです。
そこで羌礼は蚩尤族に伝わる禁術、死者蘇生の術を羌瘣が使った事を知ります。
信を含め多くの隊員たちがいる前で、羌礼はこの禁術は代償として大幅に寿命を失う術だぞ、と叫んでしまいます。
今まで羌瘣が隠してきた秘密がバレてしまいます。

衝撃の事実を聞かされた信。
頭の中が真っ白になり、呆然としてしまいます。
我に帰った信は羌瘣に詳しい話を聞こうとしますが、羌礼がそれを遮ります。
寿命を与えたのが信なら、羌瘣を殺った後に信も殺ると宣言し、その後で飛信隊も全員抹殺すると告げます。
すごい暴走!
もう意味が分かりません。
羌瘣が命を吹き込んだ信を殺るというのは、なんとなく分かりますが、飛信隊も全員殺る気です。
羌瘣の大事にしているものは、ことごとく奪うつもりなのか、はたまたただ殺戮したいだけなのか、真相は分かりませんが、とにかく全員殺すと宣言します。

羌礼はドヤ顔で、これが本来の蚩尤の姿。
死を撒き散らす、ただの禍いだと発言します。
この言葉からも分かるように、羌礼は自分自身の事を禍いだと認識しているようです。
自分自身が嫌いとも解釈できそうです。

これを聞いた飛信隊も黙ってはいません。
羌礼VS飛信隊との戦いになりそうになりますが、ここで河了貂が仲裁に入ります。
羌礼の事は羌瘣に任せろと、テンは言います。
そしてその場は落ち着きを取り戻し、二人の決闘は3日後に行われる事が決まります。

識を失い闇の底に落ちてしまった羌礼。
その事については長時間手を握っていた羌瘣も分かっています。
そして祭で識が命を落としたことについても羌瘣は理解していました。
そして礼が識を殺めた可能性もあると言います。
今は人でいられるギリギリの状態を保っている羌礼。
もし羌瘣を殺ってしまったら、本当に人ではいられなくなります。
この戦いは羌瘣にとっては、何としても負けられない一戦になってしまいました。
羌瘣の不調を気遣う我呂。
三日後に勝てるのかと問います。
羌瘣はあと3日、瞑想すれば仮つなぎにはなるけど、気の流れが回復すると言います。
二人の決闘は3日後。
この戦いは避けれなさそうです。

あれほど無邪気だった礼を、ここまで残忍な殺人鬼に変えてしまった祭。
祭では一体何があったのか?
次号では羌礼を殺人鬼に変貌させてしまった祭の回想シーンが語られる事になりそうです。
なので今回は強い絆で結ばれていた識と礼 二人に起こった祭の悲劇について考察していきたいと思います。

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識と礼の関係

祭の悲劇を考える前に、ここでは仲の良かった識と礼の関係について見ていきたいと思います。
祭が始まる前の識と礼を見てみると、礼よりも識の方が達観している様子が伺えます。

それは祭が始まる前に識と礼、バアの3人は泊まりで遠出をしていました。
そしてバアは里に戻ったら、もうお互いが敵になるので、もう剣を交えるなと言っています。
そして心の整理をして、自身の半身とも言える存在を殺る覚悟を決めろと伝えます。
この時に識は既に覚悟を決めていました。
それとは反対に無邪気な礼は、まだその覚悟が決まっていない様子です。
礼は3人で遠出した意味も考えていないような感じですからね。
識に比べ、危機感がありません。

そして、その夜に二人で寝ている時です。
子供のようにお腹を出して、無防備に寝ている礼。
それを見た識は、風邪を引かないようにそっと毛布をかけてあげています。
完全に識がお姉ちゃんですね。
生涯のほとんどを一緒に過ごした二人ですが、しっかり者の識がお姉ちゃんで、無邪気な礼が妹という様子が伺えます。

この様子から考えると、識と礼、どちらが強いのかを考えると精神的に達観している識の方が強いように感じます。
もちろん羌瘣と羌象のように、剣の腕前は妹の方が強いパターンもあるとは思いますが、精神面だけで考えると、完全に識の方が上です。
しかし祭を生き抜いたのは礼です。
礼が識を殺めたという可能性も残されていますが、しかしこの二人の関係性を考えると、もう一つの可能性が浮かび上がってきます。

それは

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祭の悲劇

羌礼は異常なまでに弱者を憎んでいる節があります。
事実、弱者の代表とも呼べる昂は、あわやその理由から命を失いかけました。
蚩尤となって一人で生きてきた羌礼にとって、弱者が寄り添って生きていくというヌルい考え方に怒りが抑えれない様子です。
弱い者には生きる価値なしという考えに染まっています。

なぜこんな考え方になってしまったのか?
無邪気だった羌礼が殺人鬼にまで変貌したのは、間違いなく祭で起こった識の死が関係していそうです。
識の死が原因で深い闇の淵にいる羌礼。
トーン・タンタンと言いながら巫舞を使って、趙兵を切り刻んでいきます。
戦意を失った投降兵だろうと、お構いなしです。

ただ一つここで分かるのは、礼は識を自分の手で殺めてないのではと思いました。

それは巫舞の未熟さにあります。
羌礼は未だにトーン・タンタンと言いながら、巫舞に入っています。
祭を突破した幽連は助走なしに、巫舞と同じ領域にまで落とせる事ができていました。
これは妹をこの手で殺めて、祭をくぐり抜けたからだと幽連は明言しています。
この事から考えると、礼が識を手にかけていない可能性はありそうです。

羌瘣も言ってましたが、まだ本当の人に戻れると語っています。
これが識を手にかけていない、もう一つの理由になります。

羌礼は一人になると識の幻覚が見えて、嘔吐しています。
これは巫舞を使い、人を斬りまくっている反動から来ている物もありそうですが、精神的な面も多いようです。
その精神的な面というのは、識を失った悲しみです。

これらの事を踏まえて、祭で何が起きたのかを考えると、それは識が礼を庇って命を失ったからなのではないでしょうか?
お姉ちゃん気質の識が、覚悟を決めていたものの、礼が危なくなった場面で敵から礼を守るために、その身を投げ出して守ったという可能性もありそううです。
この場合、礼から見ると、自分の弱さが原因で識を失った事になります。
弱者を許せない羌礼の苛立ちは、自分のせいで識を失った、その悲しみからきているのではと考察しました。
なので羌礼は異常なまでに弱者を憎んでいるのではと推測します。

識の幻覚が見えてしまうほど、識の事が大好きだった礼。
好き好んで識をその手にかけたとは考えにくいので、羌礼が足を引っ張った結果として、識が命を失ったと推測しました。

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