【キングダム 668話考察】巫舞による一騎打ちがもたらす羌礼の心の変化

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ついに始まった羌瘣VS羌礼の決闘!
深い闇に落ち、圧倒的な力を手に入れた羌礼を前に、生命力を半分以上失った今の羌瘣は太刀打ちできるのか?
キングダム667話「三日後」

物語は羌礼を入隊させるかどうかの信と羌瘣、河了貂の3人で話し合うシーンから始まります。
その時に羌瘣は羌礼の目的を2人に打ち明けています。
それは羌瘣の命を狙いに来たというものです。
これを聞いて飛信隊の隊長として羌瘣に手を差し伸べようとする信ですが、羌瘣はこれは身内の問題だから礼には手を出さないでほしいとお願いします。
羌瘣も信の優しさは嬉しかったようですが、一族の事は一族でしか分からないところがあると言い、信の申し出を丁重に断ります。

これは飛信隊で羌礼を捕えようとすれば、大きな被害が出てしまい、もし仮に隊員に死人が出た場合、収まらない事も考慮しているのでしょう。
何より礼を救えるのは自分自身しかいないと自覚しているからです。
なので羌瘣は信に礼の事は私に任せてほしいという事を告げて、信もそれで納得し、3人の話し合いは終わります。

羌瘣は3日後に迫る羌礼との決闘のためにテントに戻り瞑想を繰り返し、回復に努めます。
その時に象姉と識と礼、自分も含めた4人での楽しい過去の事を思い出します。
男まさりで勝気で無邪気な性格の礼、おっとりした学習肌でしっかりものの識は、羌瘣に術のアドバイスを求めたりしています。
二人の仲の良い様子を横目に見る羌瘣。
なんとも微笑ましい光景です。

3日間の瞑想を終えた羌瘣はテントから出て決闘の地へ向かいます。
決闘の地は飛信隊のテントが並ぶ丘の上。
辺りは真っ暗です。
そのこともあって飛信隊の隊員たちは羌瘣を見失います。
決闘の場での見物人は信と河了貂のみ。
そこに羌礼がやってきます。

羌礼は開口一番、死ぬ覚悟は出来ているんだろうなと顔を血走らせながら叫びます。
冷静な羌瘣は祭で識はどんな風に死んだんだ?と問いますが、羌礼はブチ切れて羌瘣に斬りかかります。
この問いかけが決闘の合図となってしまいました。
しかし羌礼はどうしても識の死については語りたくないようですね。
以前も羌瘣が識について聞き出そうとすると、ブチ切れています。

本当に羌礼が羌識を殺ったのか?と考えさせられます。
本当に羌礼が羌識を殺ったのなら、祭の掟もあるので、自分が殺ったと言っても良いような気はしますが、、、
なぜ羌礼は毎度の事、ブチ切れるのでしょうか?

逆上した羌礼は羌瘣に斬りかかります。
羌礼の一撃は岩を切り裂くほど強烈です。
羌礼の連続攻撃が続きますが、これをなんなくかわす羌瘣。
その攻防を見て焦って声を出してしまう貂。

しかし、ここで羌瘣の強烈なパンチが羌礼をとらえます。
吹っ飛ぶ羌礼。
素手で羌礼をねじ伏せてしまいました。
これだけを見ると圧倒的に羌瘣の方が実力が上のように思えてしまいますが、羌瘣は「そうじゃない」と言います。
なぜなら気分屋の羌礼は、まだ本気を出してないからです。

羌瘣から強烈なパンチを貰った羌礼は、目が覚めたようで、羌瘣がここまで回復したのが嬉しいようです。
羌瘣は今だけなら本気で深いところで戦えると言います。
これから二人の最大奥儀、巫舞による本気モードの戦闘が始まります。

なので今回は巫舞による一騎打ちがもたらす羌礼の心の変化について考察していきたいと思います。

巫舞の中で

これから二人の戦闘は本気モード、熾烈なものになっていきます。
両者、最大奥儀である巫舞を使う構えに入っています。
この戦闘の中で識の死が判明する事になるのだと思います。

なぜなら羌瘣と羌礼は相手に軽く触るだけで、気の流れや、過去の出来事までもが分かるからです。
現に羌瘣に触れた羌礼は羌瘣が死者蘇生の禁術を発動した事を知りました。
なので巫舞を使い、深い所に落ちて剣を交えれば、その過去が分かるのではないかと推測されます。
軽く触れるだけで相手の過去の事が分かるんですから、深層心理の深い部分で交われば相手の事をより深く理解できそうです。

羌礼の過去

羌礼は異常なまでに弱者を憎んでいる節があります。
なぜこんなにも弱者を憎むのか?
それは識の死が関係していると思えてなりません。

今回の事でも分かりましたが、羌礼は識の死についての詳細を絶対に明かそうとはしません。
なぜそこまで隠したいのか?
そのことについて聞かれると、羌礼は逆上するばかりです。
なので弱者というキーワードと識の死というのは関係しているのだと考察します。

どういう事かと言うと、

祭で起きた出来事として、識が礼を守って、その命を落としたという事が考えられそうです。
前の祭では羌瘣は象姉が蚩尤になれるように自分の命を捧げる覚悟でした。
この二人の関係性に負けないぐらい、識と礼も仲の良い関係です。
識が羌瘣と同じような考えを持っていても不思議ではありません。

なので礼を蚩尤にするために、識は敵から礼を守るために、その身を投げ出して守ったという可能性もありそううです。
この場合、礼から見ると、自分の弱さが原因で識を失った事になります。
弱者を許せない羌礼の苛立ちは、自分のせいで識を失った、その悲しみからきているのではと考察しました。

なので羌礼は異常なまでに弱者を憎んでいるのではと推測します。

飛信隊の介入

羌瘣VS羌礼の決闘が始まり、ただならぬ気配を感じた飛信隊の隊員たちは丘の上に登っていきます。
彼らは2人の決闘に影響を及ぼすのか?

これは可能性としては大いにあるように思います。

それは誰かと言うと、弱者代表の昴です。

なぜなら飛信隊の隊員の中で一番羌礼に近い距離にいるのが昴だからです。
投降してきた趙兵を羌礼が無慈悲に斬りまくっている時です。
そのおぞましい光景に嘔吐している者もいましたが、昴だけは羌礼の姿を見て他とは違い、別の物を感じとっていました。
その結果、隊に馴染めるようにと昴は羌礼に手を差し伸べますが、羌礼に殺されそうになります。
この事を考えると、飛信隊の中では昴の介入が一番あり得るかなと思われます。
信が介入するという可能性も考えられそうですが。。。

今の羌瘣は生命力を半分以上も失った事で体力に不安を抱えています。
なのでスタミナが切れた羌瘣が羌礼に殺られそうになる場面で、昴が羌瘣を守るのではないかと予想します。
羌瘣にトドメを刺そうとする羌礼。
しかし弱者の昴が身をていして羌瘣を守ろうとします。

ここで羌礼は思うわけです。
この光景は、、、以前にもあった、強者が弱者を守る光景。

それは祭で識が礼を守った光景、過去を思い出させるキッカケになるのではないかと思いました。

羌礼の心に動揺が走り、ここから羌瘣が礼を諭すような展開になるのではないかと思います。
そもそも識は礼に殺しをただ楽しむような殺戮者になってもらいたくて守ったわけではないので、この部分を羌瘣がつくのだと思われます。
そんな姿を識が見て喜ぶはずがないと諭すのかもしれません。

その結果、羌礼は自分の弱さを見つめ直す機会をもい、改心するような展開になるのではと推測します。

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