【キングダム 663話考察】羌瘣の身に迫る影の正体

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【キングダム 663話考察】羌瘣の身に迫る影の正体

ついに舞台は趙攻め、邯鄲攻略戦へ!
キングダム662話「苦戦の理由」

秦魏同盟が結ばれたことによって、秦と魏の両国は3年という期限つきではありますが同盟国となりました。
これにより秦は趙を攻める際に、背後にいる魏国の脅威を感じる事なく邯鄲攻めに全力を注ぐことができる体制が整いました。
一進一退の攻防が続く秦軍VS趙軍ですが、その中でも秦側で攻勢を見せる軍が二つあります。
それが楽華軍と玉鳳軍です。
蒙恬と王賁が将軍に昇格したことによって隊から軍に変わったようです。
蒙恬の楽華軍から見ていくと、将軍になった蒙恬が万単位の兵力を指揮することで、その才能が開花。
モブ趙将の黄司(こうし)がうろたえるほどに急成長しています。
更に蒙武軍から移籍してきた猛将の愛閃の存在も大きい。

これまでの楽華に唯一不足していたパワー不足を補ってくれています。
しかし、この愛閃。
こんなキャラだったとは!w
てっきり初登場がイケメンだっただけに楽華のような毛並み、蒙恬と似たようなキャラと推測していましたが、全然違う!w
けっこう暑苦しい破壊力のあるキャラです。
愛閃の加入は嬉しい限りなのですが、これによって王賁にも引けを取らないハズの陸仙の存在が!w
陸仙の槍の実力を見る機会がもう来ないのではないかと思ってしまったのは、私だけでしょうか?
陸仙けっこう好きなんですけどね!
先の戦い、鄴攻略戦で胡漸副長を失った楽華軍ですが、新しく副長になった愛閃の加入、そして同じく副長の陸仙が大将蒙恬の両脇を固めるようなバランスの取れた軍となり、敵がうろたえるほど進化を遂げています。

そして王賁が率いる玉鳳軍。
王賁も万の大軍を任されて戦術の幅が広がり鋭さが増しています。
そして玉鳳にも強烈な新戦力が加わりました。
それが亜花錦です。

亜光軍から3000騎を率いて玉鳳軍に移籍してきてくれました。
これは心強いですね。
この移籍は予想できた人も多かったんじゃないでしょうか?
人気の高い亜花錦。
キングダム総選挙では人気ランキングは堂々の16位です。
亜光軍、王翦軍にいては、どうしても登場回数が少なくなってしまうのでこの移籍は計画的に感じられます。
しかも3000騎を率いて移籍とは、三千人将に昇格したという事でしょうか?!
この部分については触れらてませんが、恐らくはそうなのでしょう。
朱海平原の戦いでは、大きな目立った活躍は無かったものの、瀕死の亜光の救出や馬南慈の足止めをするなど渋い活躍を見せてくれていました。
亜光亡き後には、千人将ながら実質秦軍左翼の大将的な存在として指揮をとっていたので、三千人将に昇格していても不思議ではありません。

そんな中で趙軍に苦戦を強いられているのが飛信隊です。
飛信隊が飛信軍になってなくて良かった〜!
名付け親が王騎という理由が大きいのか、3隊の中でも飛信隊だけは飛信隊のままです。
そんな飛信隊の不調には2つの理由があります。
一つは歩兵団の元副歩兵長だった松左の不在。
これによって歩兵団の力は格段に下がったようです。
飛信隊の精神的支柱、気づかない所で色々と仕事をしていてくれたようです。
これには多くの幹部が皆、同意見。
松左という大きな存在に、皆んなが改めて気づかされる瞬間でした。
若手歩兵の更なる成長を求めるのは難しい中で、歩兵の問題は怪物級の助っ人が加入するしか解決しかないが、もう一つの方が問題だと我呂は言います。

その問題とは羌瘣の不調です。
羌瘣は朱海平原で仮死状態だった信を助けて以来、調子が戻らずに、寝てばかりの状態が続いていたのです。

そのため羌瘣が指揮していた5000人隊は、普通の5000人隊と変わらなくなり、歩兵の問題よりそっちの方が深刻だと我呂は言います。
我呂は口は悪いですが、的を得た発言をするのも特徴の一つです。
今回も冴えてますね!
今まで幾度となく窮地を乗り越えてきた羌瘣の力が機能しなければ、確かに飛信隊の力は半減したとも言えるのかもしれません。
なんせ飛信隊1万五千人隊の中の5000人隊ですからね。
しかも主力中の主力です。
禁術の代償は大きかったようで、羌瘣はテントで休んでいました。
深い瞑想をして回復に努める羌瘣。
その経過は順調なようで、瞑想中に緑穂が見えるようになって、もう少しだと羌瘣は安心します。
緑穂が見えたら順調のようです。
ちょっと意味が分かりませんがココはスルーしますね。
安堵した羌瘣でしたが、そんな時に突然大きな黒い影が羌瘣に忍び寄ります。
これは何を意味するものなのでしょうか?
羌瘣自身も始めての体験のようで、瞑想をとき、バッと起き上がってしまうほどです。
もの凄い焦りようです。
これも死者蘇生の禁術の代償なのでしょうか?
次号ではこの影の正体が明らかになるようです。
なので今回は羌瘣の身に迫る影の正体について考察していきたいと思います。

羌瘣自身の問題

皆さん、この陰って誰に似ていると思いましたか?
私は信と羌瘣に似ているなと感じました。
後、我呂にも似てますね!w
ただ我呂という可能性は無いと思うのでスルーします!w
シルエットは信に似ているんですが、襟足の部分は信はあんなに長くないので、この部分は羌瘣かなと思いました。
この影の正体は羌瘣自身にあるとは思うんですが、その前に一つ補足させてもらうと、以前、死者蘇生の禁術を発動させた羌瘣は信と意識が同調した事がありました。
それにより同じ夢を見て、羌瘣が龐煖に斬られる夢を見ていました。
なので信も少し関わっている可能性もありそうです。
羌瘣自身の問題だとした場合、この影の正体は2つあると考えています。
まず一つめなんですが、心の闇になります。
もともと信に出会う前の羌瘣は姉である羌象の仇を討つだけが全てと考えてるよう復讐者でした。
仇である幽連を自らの手で討ち取ったことにより、深い闇は消えたかのように思えましたが、もともとは相当闇の深かった羌瘣です。
最初の頃は、こんな感じです。

禁術を発動させたことによって弱体化した精神が、その闇を抑えきれなくなってきているとしても不思議ではなさそうです。

2つ目は信と羌瘣との男女の関係です。
もしかしたら女性である羌瘣は信に対して不満があるのではないかと思いました。
自分の寿命を削ってまで信を助けたのに、何の見返りもないことに対して無意識下で不満に感じているのかもしれません。
信は羌瘣の事を、確かに必要としています。
しかし、それは女性としではなく将としての羌瘣を必要としています。
女性として求められてない事に羌瘣は不満を感じているのかもしれません。
だからこそ羌瘣に迫ってきた影は、信とも羌瘣ともとらえられるようなシルエットをしているのではないかと思いました。
なのでこの影の正体は羌瘣自身が生み出した心の闇、女性として求められないもどかしい気持ちなのではないかと考えました。

信が抱える不安

禁術の発動以降、羌瘣と信は精神の深い部分で繋がっています。
なので信が今趙軍と戦っている中で感じた漠然とした不安が、無意識に羌瘣に届いたという可能性もありそうです。
影が現れる前に羌瘣を心配する信が羌瘣の手を握っていました。

ただ単に信が不安に思っているものが、深い意識で繋がっている羌瘣の中で形として現れた時に巨大な影として鮮明に写し出されただけなのかもしれません。
なので信が漠然として抱えている不安が羌瘣に移ったことによって、あのような巨大な影として現れたのかもしれません。
信が漠然として抱えている不安、それは隊の弱体化なのか、まだ出てきてない強敵が趙軍の中にいるのかという物なのかは分かりませんが、それこそが羌瘣に迫る影の正体という可能性もありそうです。
だからこそ羌瘣に迫ってきた影は、信とも羌瘣ともとらえられるようなシルエットをしているのではないかと思いました。

新たな強敵

そして趙軍の中にいるかもしれない強敵以外にも、羌瘣にとってもう一つ強敵で考えられそな存在があります。
それは新たな蚩尤の存在です。

以前、羌瘣は二度と新たな蚩尤が出てこないために、蚩尤である幽連の死体を隠しましたが、56巻の巻末マンガでは幽連の死が発覚した事が告げられています。
これにより再び蚩尤を決めるための祭が決行されることが決まっていました。
恐らくは新たな蚩尤は羌瘣の妹分である識と礼のどちらかになるとは思いますが、その新たな蚩尤が羌瘣に迫る影の正体ではないかと思いました。
羌瘣に迫ってきた影は、深い瞑想に入り緑穂が見えてきてから出現しています。
緑穂は不思議な剣で、強敵が近づいてきたりすると、それに反応することが過去のエピソードで分かっています。
武神龐煖や元蚩尤の幽連が近づいて来る時などには反応していました。
この事から、羌一族、蚩尤族に関係している可能性は非常に高そうです。

祭が決行されたかどうかは分かりませんが、祭が行われると言われてから随分と日数が経過かしているので、新たな蚩尤が登場していてもおかしくはありません。
新たな強敵、緑穂の反応なども考えると、羌瘣の身に迫る影の正体は新たな蚩尤が登場したという線が一番濃厚かなと考えています。

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