【キングダム考察】信のモデルになった”李信将軍”とは?史実にはこう書かれている

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【キングダム】信のモデルとなった李信将軍とは?史実にはこう書かれている

キングダムの主人公・信には実在したモデルがいたってこと

知っていましたか?

キングダムの主人公・信は

戦争孤児から下僕という低い身分の生まれながらも

天下の大将軍になるという夢を抱く青年です。

血の気が多く、がさつで粗暴な性格を持つ一方

並外れた武力を持っています。

また仲間を大切に思う

熱い気持ちの持ち主であることから

仲間からの信頼も厚いです。

そんな信ですが若き秦王・政と出会い

その命を救った事から正規兵となります。

そこから次々に武功を挙げて瞬く間に出世。

自らの部隊である飛信隊を率いて

ついには将軍の一歩手前の五千人将まで登り詰めます。

そんな信のモデルとなったのは

李信という秦の実在した将軍です。

これは公式ガイドブック『キングダム英雄列伝』にも

書かれています。

皆さんは覚えていますか?

キンングム1巻の最初のページ

李将軍、李信将軍と兵士たちから呼ばれながら登場します。

そんな李信とは、一体どのような将軍だったのでしょうか?

キングダム同様

政からの信頼は厚かったようで

中国の歴史書「史記」には

「始皇帝は年若くしてたくましい彼の武勇と賢明さに愡れ込んでいた」

とあります。

さらに寡兵であっても勇壮に戦う将軍とも書かれています。

この事からキングダム同様

秦王からかなりの信頼を得ていた人物だったとされています。

ですが李信の戦いに関する記録は

ほとんど残されていません。

紀元前227年

秦の始皇帝・嬴政の暗殺を企てた燕の太子・丹を

わずか数千の兵で討ち取ったとあることから

武に優れた将軍だったことは間違いないと思います。

あまり記録にないからこそ

創作しやすいキャラクターだったとも言えます。

あるとき秦王が楚に攻め入る際、信と王翦に

「そのためにどれほどの兵が必要か?」

と尋ねました。

王の問いに

王翦は「60万」と答え

信は「20万」と答えます。

彼らの答えを聞いた秦王は信の言葉を信じ

彼に20万の兵を与え

蒙恬とともに楚へと向かわせました。

信と蒙恬は二手に別れて楚に攻め入り

楚軍を次々に討ち倒していきます。

李信は平輿、邸と立て続けに落としていきます。

しかし勝ちに溺れて油断していたのか

彼らは楚の首都・郢に攻め込む直前に

分けていた軍を1つにまとめるべく合流したのですが

その瞬間を狙って楚軍が奇襲をしかけてきます。

予想外の襲撃に李信たちは軍を立て直すことができす

結局彼らは7人もの将を失って秦へと敗走したのでした。

これには、さしもの政も激怒!

「李信はまんまと我が軍に大恥をかかせた」

と言ったと伝わっています。

本来こんな大失敗をしてしまえば

大きな罰が与えられるはずなのですが

その後も李信は将軍として

燕と代(趙減亡後に嘉が樹立した政権)を滅ぼし

王賁、蒙恬らと一緒になって

斉を降伏させたと書かれています。

秦の天下統一に貢献していることから

どうやら大きな処罰は免れたようです。

処罰は免れた理由についてはよく分かりませんが

少なくとも秦王・嬴政は

失敗に目をつぶっても良いと思えるほど

信のことを高く評価していたという事だけは

間違いないようですね。

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