キングダム638話では
ついに長かった王翦が昌平君にした頼み事が
判明しました!
それは
なんと斉国から黄河を使って兵糧を運搬するです!
つまり王翦が昌平君にした頼み事とは
斉国から食料を買ってくれというモノでした。
王翦は出陣前から鄴で兵糧が尽きる事は
分かっていたようで
たくさんの兵糧を運ぶのは
黄河を使った水路しかないと考えてました。
昌平君も同じ意見で
恐らく李牧も同じ事を考えると語っていました。
その考えは当たっていて
オーソドックスな列尾への補給軍の進行
そして
その裏をかいた黄河からの運搬を読んでいた李牧は
見事にこれを阻止しています。
なので王翦は斉国から黄河を使って
逆側から兵糧を運ばせる策を使ったのです。
連行中の李牧もこの事に途中で気づいたようで
鄴に戻りたいと懇願しますが
時すでに遅しで
兵糧は無事、鄴に到着してしまいます。
急に運ばれてきた大量の兵糧を目の前にした秦軍は
喜びの前に唖然としてしまいます。
カピカピの尾平の目が飛び出しそうです!w
こう言う時の尾平っていいですよね!
顔の表情が豊かなので
顔を見るだけで一発で読者にその状況を
分からせてくれますね。
この顔です!w
分かりやすい!w
良い仕事しますね、尾平!
賑やかし以外にも
新しい才能が芽生え始めてますね!w
そしてやっと現実に兵糧が届いた事が分かると
多くの秦軍が泣き
喜びを爆発させます。
それにしても鄴の守りは緩いなと
思いませんでしたか?
南門が開いた時も焦っていませんし
兵糧が届き、城門が開いた時も
尾平達は何が起こっているのか理解できずに
ただ茫然と城門が開くのを静観していました。
それほど飢餓状態が長くて弱っていたと言う事
なんだと思いますが
鄴を包囲する閼与軍全軍で攻めれば
奪還できたのかもと思わせるシーンでした。
王翦が昌平君にした頼み事については
今までに2、3本考察動画をあげたんですが、、、、
考察結果は、どれも外れてしまいました!w
いやー、斉国と言う所までは出せていたんですが
まさか王建王があんなにノリ気で兵糧を送るなんて、、、、
ただこの王建王の秦国に倍の値段で兵糧を売ったと言う
嬉しそうな顔を見たら
すごく納得いきましたねー!
合従軍の時もそうですが
王建王は戦争など所詮大金を手にするための仕事と言い
合従軍で得るはずだった利益の倍額を
蔡沢から提案されて
これにあっさりと乗っかり
合従軍を離脱しています。
王建王はゼニが好きな王で
商人気質でしたね。
忘れていました!w
点と線が繋がったような気持ちです。
やっと長かった伏線が回収されましたね。
兵糧を手にした王翦軍ですが
列尾に蓋をされているので
秦軍はまだ趙国内に孤立している状態です。
なので今回は
王翦と昌平君はこれからどう動くのか
について考察していきたいと思います。
兵糧を手にした秦軍
兵糧を手にした事で
完全に今回の鄴攻めは
秦国の勝利と言う事で終わりそうですね。
長かった鄴攻めで
緊張しっぱなしの秦軍。
次号では久々の緩いシーン
食事をしているシーンが見れそうです。
飯を食って復活した秦国の兵は
これから鄴を守りながら
李牧不在の雷伯将軍率いる閼与軍と
戦う事になるのでしょう。
カイネもいましたね。。。
しかし流石にここからの大どんで返しは
なさそうです。
王翦も始めてこの鄴城を見た時に
完璧な城
あの城は攻めて落とせないと語っていました。
なので兵糧が手に入り守りをしっかりと固めれば
そうそう落とせないのでしょう。
しかも趙国側は李牧不在です。
こんな状況の中
兵糧も揃っている秦軍と
不落の城である鄴を奪還する為に戦っても
奪えかえせない事は
趙軍の方が知っていそうです。
なので次号では
秦軍の勝利が確かなものになりそうです。
現状把握
今後の展開を考える為にも
一旦ここで現状の確認をしてみましょー!
西から見ていくと
列尾には舜水樹と扈輒将軍。
それに対峙するのが介億です。
閼与周辺を見ると
遼陽城に立て籠もっている楊端和軍がいます。
そしてこれを包囲しているのが
唐利将軍率いる唐利軍と趙軍です。
遼陽と鄴を結ぶ道には
何重にも構えている趙兵達がいるので
これによって楊端和軍は動く事ができません。
最後に鄴です。
鄴には王翦軍、桓騎軍、飛信隊、玉鳳隊などなどがいます。
そしてこれを取り囲むのが
雷伯将軍率いる閼与軍です。
この地図を見ると分かると思うのですが
兵糧が届いたとは言え
まだ秦軍は趙国内に留められている状態です。
それにしても
この趙軍の配置は
南西側に兵を置きすぎていますね。
この状態を長期間続けるのは
非常に趙国を危険な状態にしてしまいます。
なぜかと言うと
この偏りのある趙軍の配置を続けてしまうと
燕国や斉国、楚国などの列国からの侵入を
許してしまう事になるからです。
列尾を守りながら
遼陽と鄴を包囲し
更に秦国側と斉国側の水路を守るのは
不可能と言えそうです。
なので頭の良い李牧であれば
全てを守れる事はできないと考え
どこかの要所を切り捨ててなければならない
苦しい選択を迫られる展開が待っていそうです。
再び列尾攻め
兵糧が届いたとは言え
まだ趙国内で孤立の状態になっている秦軍。
なので列尾か閼与を突破して
鄴との道をつなげる必要があります。
いつまでも斉国から兵糧を
送ってもらうわけにもいかないですしね。
では、どちらの道を繋げるのか?
今の状況なら
どちらからでも道は繋げれそうですが
ここは列尾になるのかなと思います。
秦軍有利のこの状況の中
わざわざ険しい山脈ルートの閼与は
選ばないと思うからです。
昌平君としても当初の予定通り
再び列尾攻めをして
列尾と鄴の道を繋げたいと考えるでしょう。
今の状況は秦軍が完全に有利な状況にあります。
兵糧が揃っている秦軍は焦る必要がないの対して
列国からの守りも警戒しなければならない趙軍には
時間てき猶予がありません。
しかも列尾は李牧の策によって
守りが弱くなっていますし
これを内と外から秦軍に攻められれば
ひとたまりもないでしょう。
しかも趙軍は李牧不在の中で
この重い決断をしなければなりません。
先ほど紹介した
李牧が切り捨てなければならない要所は
列尾になると考察します。
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