キングダム 672話ネタバレ最新刊考察!六大将軍の残る一席

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【キングダム 672話考察】六大将軍の残る一席

時は紀元前234年!
六国制覇を成すために政が大いなる決断を下す!
それはファン大望の六大将軍の復活!
政の口から発せられた六将とは!
キングダム671話「任命の儀」

この話を見てもらえると六大将軍に選ばれる人物と残る一席について分かると思うので最後まで見てってくださいね。
舞台は咸陽本営。
中華統一に向けて高らかに宣言された六大将軍制度がついに復活。
政は昌文君を呼んで、腕のいい造形師を探すように言付けます。
新たに選ばれる六将の造形でも作る気なのでしょうか?
六大将軍の復活は水面下で準備が進められ、紀元前234年の年明けとともに大々的に発表されることが決まります。
この年は再び戦いにまみれる年の始まりでもあります。

この知らせは秦趙前戦地で陣をしく、信たちの元にも届きます。
六将の復活を聞いた信は驚愕。
驚きのあまり倒れ込んでしまいます。
それを羌瘣が優しく起き上がらせてあげます。
どこかぎこちない二人。
自分たちが咸陽に呼び出されて、六将に選ばれるのではないかとそわそわしていますね!w

そこに駆けつけた蒙恬。
数日後には咸陽で任命式があるらしいと伝えてくれます。
焦る信は、早く馬を持ってこいと指示を送ります。
信、焦りすぎ!w
その気持ちはわかりますが。。。
完全に自分が選ばれるつもりのようで、焦って咸陽に戻ろうとしていますね。
冷静な蒙恬がバカ、バカ、おバカと言い、信をなだめます。
選ばれた将はすでに咸陽に到着している。
ここにいる時点で落選していることを告げてくれます。
それはそうですよね。
信、蒙恬、王賁の3人はまだ将軍になったばかり。
将軍になってからは何の実績も残せてないので、この落選は妥当な判断と思われます。
しかし予想外に六大将軍の復活は早かったですね。
あの蒙恬でさえまだ先の話だと思っていたようです。

六代将軍制度の最大の特権としては、戦争の自由というものがあります。
選ばれた六将はこれで咸陽にある本営の確認を取らずに現場で自分の判断で、素早く相手に戦いを仕掛けれることになります。
それを諸刃の剣と表現し、心配する河了貂。
それでも六国制覇のためには六代将軍制度は今必要だと判断したんだと語る蒙恬。
そこに信が「うるせー」と叫びます。
それより重要なのは誰が六大将軍に選ばれるかだと発します。
気になって仕方ない様子です。

再び舞台は咸陽へ。
ここでは六大将軍の任命の儀が執り行われています。
そして政の口から六大将軍に選ばれる将が紹介されます。

まずは六大将軍第一将は蒙武大将軍。
続いて第二将、騰大将軍。
第三将は王翦将軍。
第四将、楊端和。
第五将は桓騎将軍になります。

この桓騎の選出については昌平君、昌文君は懐疑的な目で見つめています。
確かに桓騎が戦争の自由という特権を持つのは怖さがありますね。
ただ桓騎は決してバカではないので、すぐには謀反を起こすようなことはないとは思うのですが。。。
時が経って風向きが変われば分かりませんが。
史実としても最終的には桓騎は李牧によって敗北することになっています。
その後は李牧によって斬首された説樊於期と名前を変えて燕に逃亡したという説の二つが記録として残されています。
個人的には桓騎の樊於期説が好きなので、この展開になって秦国の中華統一を阻むような存在になってほしいなという願望はあります。
樊於期は既に登場しているので、手を組むなんて展開があるのかもしれません。
両者ともに悪役が似合っていますし、秦に強烈な恨みを持つ両者が手を組めば、面白そうです。
そしてこの時の桓騎を選んだ時の昌平君、昌文君の懐疑的な目が回想されるシーンが出てくるのかもしれません。

この5人目までの六将については前回の考察が当たっていましたね。
順当と言えば順当ですが。
ただ今回の任命の儀では最後の6人目については政が発表しようとした所で終わっています。

果たして誰が選ばれるのか?
周りを取り囲む重鎮たちも胸を高鳴らせて6人目となる将を心待ちにしています。
なので今回は六大将軍の残る一席について考察していきたいと思います。

候補者

6人目の六将はすでに任命の儀に出席しているはずです。
なので前線で戦っている将たちは選ばれないことになります。

選ばれた六将のうち、蒙武、騰、楊端和の3人は大将軍です。
楊端和は合従軍編では蕞を救出した功績から、大上造(大将軍の位)の爵位を受け取っているので秦国で3人目の大将軍と考えることもできます。
しかし王翦も桓騎も現時点では将軍です。
この任命の儀が終わった後にでも大将軍に昇格しそうですが。
この事から分かるのですが実績を積んでいる将軍であれば、六大将軍に任命される可能性があることが分かりました。
なにも大将軍でなければならないというルールはなさそうです。

秦国で実績のある将軍となると、
壁、録嗚未、バジオウ、亜光、介億などなどが挙げられます。
この中では壁を除いて4人は皆誰かの副官的な存在として活躍しています。

なのでこの5人の中で考えた場合は一番壁が可能性があるかなと思います。
ただ実力が、、、w

そんな壁はとても信頼が厚い男です。
キングダムの当初、政が何の力を持ってきない時から政を支えてきた男です。
なので壁は他の六将にはない鉄の忠誠心を持っています。
この点だけは5人の六将にも持ってない物が壁にはあります。

政と昌文君にしても壁を推したい所ですが、そうはならないように思います。
なぜならやはり実力不足。
他国にとって脅威の存在にならない所が大きな理由として挙げられます。
なので壁が選ばれれば六将ブランドに傷がついてしまう可能性もあるので、選ばれる可能性は非常に低いと考えらそうです。

昌平君説

これはコメントで頂いた物なんですが、可能性としては有り得るのかなと思いました。
現在は軍総司令の昌平君。
実力、階級的に考えても申し分ない存在です。
軍総司令を務めているので膨大な仕事があるため、六大将軍の席に座るのは難しいと思っていました。
しかしこれを実際にやってのけていた人物が過去に存在していたのです。
それが前六大将軍の胡傷です。
王騎を含めた前六大将軍はこの胡傷が描いた軍略、全体の絵を元に他国との戦いを繰り広げていました。
今の軍総司令の昌平君のようなポジションをこなしながら、六大将軍の席にも着いています。

なのでこの事から昌平君も六大将軍に選ばれる可能性はありそうです。
昌平君は5人の六大将軍にも引けを取らないどころか、他の5人よりも実力は勝るような存在です。
なので昌平君の実力と階級、胡傷の前例なんかを考えると選ばれる可能性は非常に高いと考察します。

不在

現実的なことを考えるとこの線は外せない所です。
秦国の中で周りを見渡しても六大将軍の実力を持ち合わせた存在がいないこと、昌平君にしても軍総司令である以上、咸陽から席を外すことが難しい点から、最後の一席は不在とる可能性はありそうです。
可能性としては昌平君の六将抜擢はあり得ると思います。
ただそれは咸陽を離れないという条件付きのような物になると思います。
なぜなら昌平君は軍総司令だからです。
現場から急報が届き、軍総司令の昌平君が不在では軍の指揮系統に混乱をきたします。
六大将軍には戦争の自由が与えられたとしても、戦場は何もこの6人だけのものではありません。
他の将たちも規模は小さいながらも前線で戦っています。
六将にしても昌平君に確認しておきたい事はあるでしょう。
なので昌平君が六大将軍に選ばれたとしても、咸陽の本営からはあまり離れないような体制になることが考えられそうです。

なので昌平君が咸陽の本営から離れられない以上、無理に六大将軍に選ばない可能性もありそうです。
龐煖が生きていた頃の趙国三大天にしても、李牧、龐煖と続き、残りの一席は長い間、空席でした。
このような事例も考慮すると、六大将軍にも空席が出ても不思議ではありません。

個人的には昌平君が選出されれば嬉しいですが、不在とする事で大きなメリットも出てきそうです。
それは選ばれなかった将たちのモチベーションが格段に上がるということです。
六大将軍に選ばれるということは同時に歴史に名前を刻むことになります。
これは誰もが手にしたい栄誉です。
なので秦軍全体としてのモチベーションアップにも繋がりそうです。

これから六国制覇を狙っている秦国。
軍の指揮の高さは非常に重要な要素になってきます。
他の将と功績を争わせるためにも六大将軍の最後の一席を不在とすることも考えられそうです。

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