信と岳白公の一騎討ちは激しい乱打戦へ!
矛から剣に替えた信は一時攻勢にでますが、それに合わせて岳白公も戦い方を変えてきます!
岳白公は月刀(げっとう)を守りに使い、得意の体術で攻撃をくり出します!
これに信は苦戦を強いられます!
殴られまくる!
岳白公の絶対防御をぬけないと悟った信は、尾平にアイコンタクトを送ります!
そしてそのまま突っ込んでいき、肉を切らせて骨を断つ作戦へ!
捨て身で岳白公の膝蹴りを受け止め、尾平に合図を送ります!
尾平は王騎の矛を信に投げます!
信と岳白公との一騎討ちの行方はいかに!
キングダム689話「最大の娯楽」
この話を見てもらえると影丘戦の最終章=結末について分かると思うので最後まで見てってくださいね。
この一騎討ち、思ったよりも引き伸ばしますねー!
しかも次号は休載。
立て続けに休載のキングダム。
これは引き延ばさなければならない理由がありそうです。
察するに桓騎の策が難航してるんでしょうね。
完全に崩壊してしまった桓騎軍が、ここからどうやって扈輒の首を獲るのか?
鄴攻めの時の兵糧問題のように、読者の度肝を抜くような桓騎の計略に期待が集まっています。
話を戻しまして、まずは本題に入る前にキングダム689話「最大の娯楽」のストーリーについて紹介させてもらった後に、本題の考察に入っていきますね。
矛から剣に替えた信。
一時は攻勢を見せますが、ここから岳白公も戦い方を変えてきます。
岳白公が戦い方を変えてきた事によって、信はその動きについていけず、またもや苦戦を強いられます。
膝蹴りを喰らって血反吐を吐いています。
そんな時です。
横から岳白公の近衛兵団・閃叫(せんきょう)が信に襲い掛かります。
まさかの割り込み。
この攻撃を信はなんとか受け止めています。
大将同士の一騎打ちなのに、これは有りなのか?
岳白公軍は侵略者に対して殲滅できれば良いという合理的な考え方なんでしょうね。
閃叫を止めるのは騎兵隊の役目です。
ですが思ったよりも閃叫は強い。
我呂率いる騎兵隊は閃叫に苦戦を強いられています。
閃叫が信を狙ったことによって、飛信隊歩兵団も黙ってはいません。
崇原を筆頭に岳白公の首を狙います。
が、岳白公は歩兵たちをいとも容易く斬り刻んでいきます。
それを見かねた信は、ストップをかけます。
なぜなら松左に続き崇原まで失ってしまうと、飛信隊がやっていけなくなるからです。
これに対して崇原は信が殺られれば、飛信隊はここで終わると言い返します。
信はその事について十分理解しています。
信は自分が岳白公をぶった斬ることを崇原に約束します。
飛信隊が情に厚いことを理解した岳白公は、独自の自論を語り出します。
戦いの中で仲間同士の絆が強まる。
そういう快楽があるから隊は成長する。
そう快楽。
人にとって戦争こそが最大の娯楽にして快楽。
特に強き者にとっては戦場は喜びである。
だからこそ飽きもせず、ずっと戦い続けれるのだと言います。
そして最後に、その快楽に浸りきった者を打ち砕くのが私にとって最上の快楽だと不気味な顔で話します。
やっぱり何の志もない、快楽殺人者だったんですね。
この言葉を聞いた信は岳白公に失望してしまいます。
最初から信は岳白公に怒りや、情熱、熱意的な物は何も感じてなかったようです。
悟ったようなことを言っても、岳白公には当事者の感覚がありません。
この乱世の中で、敗れ去った者の痛みを背負ってないんですから、戦っていても重みを感じられないのは当然と言えそうです。
それとは真逆で、信には背負っているものがたくさんあります。
仲間や友達、師匠たちの想い、他にも万極の怨念や輪虎の想いなど、戦場で数えきれないほどの想いを信は背負っています。
だからこそ岳白公がよけいに能天気に見えてしまったのでしょう。
能天気・豚ヤロー!w
だから岳白公はこんな饅頭みたいな顔してたんですね!w
なぜ岳白公がこんな考えになったのかと言うと、誰よりも痛みを抱えている扈輒と一緒に地獄を見てきたからです。
ここで扈輒の過去、痛みというキーワードが出てきます。
岳白公は「全てはなるようにしかならない」という考え方です。
だから快楽である戦争は終わらないし、乱世は止まないと天を指して言います。
それでは、何も変わらない!と信は岳白公に斬りかかります。
また激しい乱打戦が始まります。
が、どうにも岳白公の鉄壁の守りを崩せない信は、殴られ続けてしいます。
岳白公はどんな高い理想を持つ侵略者であろうと、ただバカな侵略者であろうと、殺られる側は同じ。
だから深く考えるのは無駄だという考え方です。
信はそこを深く考えないからお前は能天気なんだよ!てめはズレている岳白公!と叫びます。
これに対して岳白公は「豎子(じゅし)、この世にズレなどない。私も大いなる営みの一部だ」と言います。
この豎子とは、未熟な者をさげすんで言う言葉です。
分かりやすく言うと青二才という意味になります。
この悟ったような、達観した感じを出してくる岳白公。
メチャクチャ嫌いです。
早く殺られてほしい、、、
信と岳白公の意見は全く違います。
この場合、自分の意見を通すには勝つしかありません。
しかしながらどうしても岳白公の防御を崩せない信は更にボコボコにされてしまいます。
立つのもやっとなほど、ダメージが蓄積してきています。
岳白公の絶対防御を抜けないと悟った信は、尾平にアイコンタクを送ります。
そしてそのまま岳白公に突っ込んでいきます。
そして捨て身で岳白公の膝蹴りを受け止め、岳白公の動きを封じます。
肉を切らせて骨を断つ作戦へ!
そのタイミングで尾平は王騎の矛を信に投げます。
一体ここからどのような展開になるのでしょうか?
なので今回は影丘戦の最終章=結末について考察していきたいと思います。
一騎討ちの行方
捨て身で岳白公の膝蹴りを受け止めた信。
腕の防具に剣を立てて膝蹴りを受け止めています。
岳白公の膝には剣がめり込んでいます。
信の腕にも剣がめり込んでいますが、防具がある分、岳白公の方がダメージは大きそうです。
これにより岳白公は体制を崩されただけでなく、片足の動きも止められてしまいました。
そして投げられた王騎の矛。
これは勝負あったなと思います。
動きを封じられた岳白公は、信の矛によって真っ二つにされるような展開になりそうです。
もしくは致命傷を与えた後に、扈輒や自分について少し何かを語るようなパターンになると推測します。
個人的には饅頭ヤローは何も語らせずに真っ二つになって欲しいですね。
なぜなら嫌いだからです。
ただ信が岳白公を一刀両断にしても、まだ一つ問題が残されています。
それは
問題
岳白公の首を獲ったとしても秦軍には、まだ大きな問題が一つ残されています。
それは圧倒的な趙軍の数の力です。
今は亜花錦隊が後軍の足止めをしてくれていますが、足止めできるのも、もって一時でしょう。
なぜなら亜花錦隊は小隊だからです。
まだまだ数では圧倒的に趙軍が有利です。
後軍が到着すれば、崖上のいる飛信隊の全滅は避けれなさそうです。
この問題を打開するのが羌瘣隊なると推測します。
現在、影丘の崖下で趙軍につかまっている羌瘣隊。
未だに崖上に行けずにいます。
しかしそんな膠着状態を打開する存在が現れました。
それが関常です。
関常はただ戻っただけではありません。
玉鳳軍の生き残りを引き連れてきてくれました。
松琢の姿もあります。
そして羌瘣隊を崖上に登らせる任務を引き受けた、関常。
関常隊が現れた事によって、羌瘣隊は影丘の崖上に登れるような展開になりそうです。
羌瘣隊には信が岳白公を討ち取った後に、重要な役目があるように思えます。
それは何かと言うと「退路の確保」です。
羌瘣隊は後軍と崖上にいる岳白公軍の足止めをしつつ、退路を作るような役目をすることになるのだと推測します。
いつもは那貴隊がしてくれている退路の確保を、今回は羌瘣隊がするのだと推測しました。
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