キングダムのキャラクターの中でも
特に人気の高い女剣士・羌瘣。
史実の羌瘣将軍が残したリアルな戦果と
そこから見えてくる今後の展開予想をしていきます。
羌瘣の人気の理由は
なんと言っても美しいルックスと
強さじゃないでしょうか?
そんな羌瘣は伝説の暗殺者一族・蚩尤の末裔であり
飛信隊の副隊長でもあります。
「蚩尤の巫舞」という独特の呼吸法によって生み出される
その軽やかなステップと剣技は
相手が斬られてる事も気付かないぐらい
超絶にスゴイ剣技です。
また剣だけではなく知略にも長けており
河了貂が入る前は
彼女がすべての作戦を立てていました。
信達と出会った頃の羌瘣は
復讐のためだけに生きていました。
もともと戦争に参加していたのも
かつて姉・同然に慕っていた同族の羌象を罠にはめた
蚩尤の幽連に関する情報を集めるためでした。
そして飛信隊で戦う中で
復讐心は完全には消えないものの
飛信隊を自分の居場所だと思うようになっていきます。
そんな心の葛藤に区切りをつけるため
飛信隊を一時離れて姉の仇討ちの旅に出ます。
その後、姉の仇である幽連と出会うのですが
昔よりもはるかに力をつけた幽連の前に
死の間際まで追い込まれてしまいます。
しかしそんな時
信や飛信隊の仲間たちの存在が薄れゆく意識の中でも
「一条の光」となって彼女を支えたことで
見事に仇討ちを成し遂げます!
そして隊に復帰した羌瘣は
復讐を終えたことで「二つの目標を立てた」と
宣言します。
それは「大将軍になる!」ことと
「お前の子を産む」こと。
信の子供を産むと宣言します!
この宣言以降、羌瘣は次々と武功を挙げ
現在では三千人将にまで出世しています。
ただもう1つの目標として信に言った
「お前の子を産む」ということに関しては
予想が難しいです。
信のモデルである李信はいずれ子孫を授かるんですが
史実にも存在する羌瘣という人物は
女性かどうかも分かりません。
羌瘣と同様に信と行動をともにする
女性の河了貂の存在も含めて
今後そんな恋仲になるのか?
今後の展開を楽しみにしましょう!
羌瘣は実在した秦の将軍です。
ただし女性であるという記録はないんです。
紀元前229年、政は趙を攻略すべく
軍を差し向けました。
このとき一軍を率いるように命じられたのが
王翦、楊端和、そして羌瘣の三人だったんです。
山の民の女王として描かれている楊端和も
実在した秦の将軍のひとりです。
東に進む王翦、南進する楊端和に対して
羌痺は北進して趙の都・邯鄲に迫ります。
その経路で羌瘣は代をおとしています。
その翌年の紀元前228年
羌瘣は王翦とともに趙のほとんどの領土を
平定してしまいます。
おそらく王翦の副官だったんじゃないかと思います。
そして
すっかり戦意を喪失した幽繆王は
秦に対して降伏を申し入れました。
こうして趙は滅亡したのです。
さらに兵を率いて燕を攻めようと
中山に駐屯しました。
羌瘣は秦が中華統一するにあたり
大きく貢献をした将軍だったんですね。
また史実では
信ではなく王翦と共に行動しているところが注目ですね!
キングダムの話の中で
羌瘣は「信よりも先に大将軍になる」ことを
目標としています。
その内、将軍として一軍を率いることになりそうですね。
いつ飛信隊を離れ
独自の軍を持つようになるのか
史実の通り王翦とともに趙を攻略するのか
今後の展開が楽しみですね。
蚩尤とは古代中国神話に登場する神の事です。
体は人間ですが顔は牛で
足には牛の蹄があります。
頭は銅でできており
額が鉄の怪物です。
性格は勇敢で忍耐強く
それで黄帝の座を奪おうとして戦いを挑んだという事に
なっています。
しかし伝説の黄帝に鎮圧されてしまいます。
そして黄帝は
ここに初めて万民を治めたということになってます。
これにより人間の時代が始まったとさています。
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