【キングダム 662話考察】661話のレビューと邯鄲攻略戦の今

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【キングダム 662話考察】661話のレビューと邯鄲攻略戦の今

ついに秦魏同盟軍の勝利が確定!
キングダム661話「利有り」

全てを語り尽くした寿胡王は自らの首を騰に差し出します。
が、騰は身勝手な事を言うなとキッパリとこれを拒否します。
今後はこの先の対楚の情報を得るために、秦のために働いてもらうと命じ、それと同時に満羽の終結は自分の目で見届けろと告げます。
寿胡王もこれには異論がないようで、これにて寿胡王は捕虜?もしくは対楚の情報を得るための客将扱いとして秦に迎え入れられる事となりました。
寿胡王、死ぬには惜しいキャラだったので、これは個人的には嬉しい展開でした。
軍師としてではなく良い語り手になってくれそうだなと。

そして秦魏同盟軍に敗れた什虎軍。
城に戻ろうとした什虎軍ですが、その道中で既に什虎城が落ちた知らせを受けます。
この訃報を受けた満羽は、什虎城を取り戻すという行動には移らず、楚王都の郢に向けて進路を変えます。
この王都に向かったのには特に意味があるわけではなく、他に向かう所が思いつかなかっただけです。
この行動に千斗雲、玄右も特に何も言わず、素直についていきます。
この戦いで蒙武との死闘を演じた満羽。
蒙武との一戦で変化を見せ始めていた満羽。
どこか心ここにあらずというような表情をしています。
ボーとしてますね。

この什虎の戦いで割を食ったのが、将軍になってからの初戦だった項翼と白麗です。
悔しさが溢れ出ています。
項翼に至っては、チキショー、何なんだよあの什虎軍ってと叫んでいます。
白麗に声が大きいと軽めのツッコミを入れられています。
感情が隠せない項翼らしい言動ですね。
什虎軍、楚軍が撤退した事により、これにて長かった什虎の戦いが、秦魏同盟軍の勝利ということで終わることになります。

舞台は変わり楚王都の郢。
什虎軍敗退の知らせが郢の中で広がります。
媧燐でさえ考えつかなかった秦国と魏国の同盟。
敗戦の知らせを受けた媧燐は、なんとも悔しそう。
その餌食になったのが、バミュウです。
片手で頭を握り潰されそうになっています。
バミュウが何か話そうとすると、ゲンコツを食らってしまいます。
これは強烈です。
あまりの威力にバミュウは鼻血を吹き出してしまいます。
ここにきて媧燐の腕力が上がっているような気がしますね。
これを受けきらなければならないバミュウ。
大変そうです!w
そんな媧燐はこの秦魏同盟は双方にとって裏目に出ると言います。
何かこの言葉には重要な意味が隠されていそうですね。
周りにいた文官や李園も含め、この媧燐が発した言葉の意図を理解できている者は誰もいませんが、後の伏線になってきそうですね。

媧燐は気持ちを切り替え、敗戦した満羽と一度話をしてみると言います。
なぜなら媧燐は什虎軍の事をよく知らないからです。
経歴と戦歴しか知らないのです。
一度話をしてみて、ただ負けてのこのこ帰ってきたタダの馬鹿か、使い道のある大馬鹿かを見極めると言います。
タダの馬鹿なら切り刻むと言って、行くぞバミュウとその場を立ち去ります。
やっぱりバミュウを連れて行くんですね。
なんやかんや隣にはいてもらいたいのでしょう。

蒙武との再戦を願う満羽。
「次に会う日まで、背負っているものを失くしていない事を願うぞ蒙武」なんてカッコイイ言葉を残して退却した満羽ですから、ここで媧燐に斬首されるなんてことはないと思います。
この二人の会話が本編でも紹介されたら面白そうですね。

そして秦王都咸陽でも、勝利の報告が届きます。
この知らせを受けて、大いに喜ぶ文官達。
お見事です昌平君と皆から称賛を受ける中、政がよくやった昌平君に声をかけます。
昌平君は本当によくやったのは現場の者たちですと答えます。
渋いですね昌平君。
現場の配慮を忘れない、この気遣い。
最高の上司です。
この勝利により、秦は趙王都の邯鄲攻略に全力を注げることとなります。

そして什虎の戦いに勝利した秦軍、魏軍は什虎城で顔を合わせる事になります。

顔を合わせるなり、乱美迫は大きくフーッと言ってすぐに立ち去ってしまいます。
壊れかけた時のウォーズマンにそっくりですね!w
案外、先生もそこからインスピレーションをもらっているのかも。
秦軍とは仇敵同士だった乱美迫。
この行動には違和感を持たなかったんですが、劉范のこの絡みは一体なんなのでしょう。
乱美迫と同じく仇敵同士だからと考えることができそうですが、何か因縁でもあるのでしょうか?
見た目は若そうに見える劉范。
乱美迫ほど秦軍に対する恨みはないように思えますが、何か思う所があるようです。
実の父や師匠でも秦軍に討ち取られたんでしょうか?
執拗にあらを見つけては絡んできます。

蒙武も蒙武で敵と馴れ合う気はないと、顔を合わせるなりすぐにその場を立ち去ってしまいます。
序盤からバチバチの好戦的な態度の両者。
ここは秦軍の中では一番大人な騰が呉鳳明に同盟を受け入れ、共闘してくれた事と、勝利の決め手となった秦軍主功の上策にお礼を言います。
ここでも劉范がほめ殺しかよ、キモいと難癖をつけてきます。
この難癖に録嗚未が金ピカうるせーぞと言い返します。
劉范は録嗚未のことを秦軍の穴と言って挑発します。
いじられキャラの録嗚未。
ここでもすぐに目をつけられます。
茶番ではありますが、少し空気の悪い話し合い。
呉鳳明も、たかが三年の同盟。
コチラも馴れ合う気などないと言います
ここでも大人な騰が同盟がなくなり三年後、再戦するなら今顔を合わせて話しておくことは互いに損にはならないと言い、その場を上手くまとめます。
今回の騰は大人な発言が目立ちます。

ここからお互いの戦略が明らかになります。
これから魏はこの三年間の間に韓の領地を削り取り、楚からは什虎一帯を奪い取る計画を明らかにします。
騰もこの三年で趙の全てを取ると言います。
が、呉鳳明は今回の同盟は魏には利があるが秦にはない。
秦はハッキリ言って大失敗だと言います。
なぜなら秦は邯鄲を落とす事はできないと考えているからです。
それは李牧には結局勝てないと呉鳳明は考えているからです。
それでも騰は李牧が戻ろうと関係ないと言います。
三年で趙を取り、その次は魏だ!
覚悟しておけ呉鳳明!

呉鳳明は3年後に趙に敗れ、弱った貴様らにとどめを刺してやると言い返します。

因縁が深い両者の話し合いはバチバチしたまま終わります。
両者の話し合いは、しこりが残るものになりましたが、秦魏同盟軍の勝利で終わったこの什虎の戦い。
これにて秦は邯鄲攻略に全力を注げることとなりました。
次号では邯鄲攻略を続ける王翦率いる秦軍に場面は移っていくのだと思われます。
なので今回は邯鄲攻略戦の今について考察していきたいと思います。

邯鄲攻略戦の今

今は膠着状態になっている趙軍大防衛線。
秦軍は邯鄲に迫るどころか、その前の趙軍が張る大防衛線を突破できずにいます。
なぜなら趙軍は次々に援軍を送り続け、数の力で全ての戦地で秦軍を圧倒しているからです。
秦魏同盟の目的は、あくまでこの趙軍大防衛線を破るための手段です。
什虎の戦いが秦魏同盟軍の勝利で終わった今、秦軍は魏軍の脅威を受けずに全ての力をこの趙軍大防衛線にあてる事ができるようになりました。
ここからは趙軍に数で圧倒されていた秦軍の反撃が開始され、今まで膠着状態だった戦局も動き出すことになりそうです。
久々に信の姿が次号では見れそうですね。

騰の動き

秦魏同盟が成立したことによって対魏軍に張っていた騰軍が自由に動く事ができる形がとれました。
これにより現に騰と録嗚未が什虎の戦いに参戦できています。
騰軍の主力を担うのは騰を筆頭に録鳴未、隆国、干央で構成されています。
なので什虎の戦いに参戦していない、残された将軍は隆国と干央のみになります。
この2将は趙軍大防衛線に援軍に駆けつける事が予想されそうです。
もう到着しているのかもしれません。
ただ長かったように思う什虎の戦いですが、実は1日で完結してしまいました。
騰と録嗚未は秦魏同盟が締結されるだろうという予想の元、行動を開始していました。
そのため対魏軍の防衛に当たれるギリギリの兵だけを置いて、什虎の戦いでは2万という少数の兵で援軍に駆けつけました。
なので什虎の戦いが終わった今が、秦魏同盟が成立した日になります。
この事から隆国と干央はまだ趙には移動してない可能性もありそうです。
既に魏の領地になってしまった什虎城。
ここにいても仕方ない蒙武軍と騰軍。
3万の蒙武軍は什虎城から引き上げた後は、楚軍の防衛に戻ることが予想されますが、騰と録鳴未はどうするのでしょうか?

先ずは一旦は対魏軍に張っていた持ち場に戻りそうですが、その後の行動が気になる所です。
それと入れ替わって隆国と干央が動き出すという事も考えられそうです。
激戦で疲れ切った什虎の戦いに参戦した騰軍をこのまま趙軍大防衛線に投入するとも考えにくいので、引き続き什虎の戦いに参戦した騰軍は一応対魏軍の防衛、そして少し伸ばして対韓の防衛に当たらすのが無難かなと考察しました。
そしてそれと入れ替わりに対韓と対魏軍の秦軍を趙軍大防衛線に移動させようとしているのかもしれません。
昌平君のことですから、同盟成立した瞬間に対魏軍に張っていた騰軍、すなわち隆国、干央を趙に移動させている事も考えられそうですが。
それは次号を楽しみに待ちましょー!
なんにしろ長かった什虎の戦いが終わった事によって、舞台は本命の邯鄲攻略戦に移っていきそうです。
久々に主人公の信たちの活躍が見れそうです。

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